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【漫画読書日記】タヌキへのスカウトが魅力的すぎ、天竺への旅は途中まで、そしてボク妻

三度の飯より好きな文字を読む行為!
そのなかには漫画も含みますよぅぅ
ということで、今回は

最近読んだ漫画から

まずはこれ!

『お前、タヌキにならねーか?』

読後にこの表紙を見返すとまた味わい深く…

ならねぇよ
って思いますでしょ、普通。
それがこれ読むと一変ですわよおくさま。

タヌキ界へのスカウト話、なのか?
いやいやハートウォーミングで、泣けるの。
まさに現代の民話。
心疲れてもうどうしようもなくて、
途方に暮れてるヒト、もう目の前に
死んでしまおうという文字がチラついて
ふらふらとそっちに行きそうになるその時!
タヌキにスカウトされるわけです。

それだけじゃなく、なんでかタヌキにされちゃう傲慢なホストさんとか、
なんでか距離が離れるとタヌキになっちゃう
いじめっ子といじめられてた女子高生コンビとか。

そこから膨らむ話が、心温まるの。
ハートがウォームイングするの。
取り急ぎKindle Unlimitedで1巻は読めます。

タヌキ、好きになりそう….

とうとう最終話まで読んでしまったこちら

『高丘親王航海記』4巻

澁澤龍彦ワールドがヒンヤリと広がります

4巻では主人公高丘親王は、死ぬことへのシンパシーのみで生きているような状態が続きます。
なんかわかる。わかりたくないけど。
だから、自分が大切に持っている真珠を
飲み込んで、これが自分の命を縮めるのだと
自覚するし、それがずっと喉の違和感となるのです。
読んでる私も喉が変、てな気分になってきます。

で姫と再会し、その姫は嫁いだ先で子どもを産むと美しい身体のままミイラになることが約束されていて、そうなることを楽しみにしている不思議な死生観に支配されています。

姫は同じタイミングで死ねますねって微笑む。
澁澤龍彦さん、わかりません私。
仏教もよくわからないのですが、結局親王は
捨身虎児の話を聞き、なるほどそれなら魂が天竺に行けるであろうと喜ぶのです。

いつまでも、薬子の行動に想いを馳せ、
ある意味支配されている親王。
果たしてその魂は天竺へ行けたのでしょうか。
迦陵頻伽が最後に飛び、日本から一緒の僧たちはそれを見てとある感想を抱きます。

うん、時間をおいてもう一回読もう。
よくわからないところがたくさんあったから。

毎月楽しみにしている月刊コミックバンチからこちら

『僕の妻は発達障害』

毎月読んでいるけれど、2人の馴れ初めは
読んでいない!とKindle Unlimitedで探したら
ありましたよ、1巻。

なるほど!がいっぱいでした。
でもね!も。
改めて何話も読むと難しいなぁと正直思ってしまいました。

ダメなのかなぁ言いたいこと言えるのって
私から見たら素敵だと思うけど
実際職場であんなにやられたら許せないのかな?とか。
逆に許せないって意地悪な気持ちがムクムク出てしまうのかな私。とか。
自分の目線で色々考えると、難しいな、と。

あとはなぜ子供っぽく描くのかな?とか。
毒がない=子どもっぽいとは違うんじゃないかしらなんて。

ただ言えるのは、自分で何が悪いのかわからないのに、周りから色々な仕打ちを受けてしまうことでやっぱり傷つくよねってこと。
辛いな。周りの悪意って受け取りやすい人から見たらほんとに辛いもの。

また月末のコミックバンチも楽しみ!

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