【本の感想】『ぼくらは星を見つけた』戸森しるこさんの不思議で優しい世界に浸る
家族ってなんだろう。どういう定義が正しいのか、いや正しい定義なんてないのかもしれない。
児童文学、YA小説のジャンルだけど、本当に?
って途中思いながら惹き込まれてしまったこの本。
この本を読み進めるうちに、家族とは意識の集合体だ。と考えるようになった。
この本の登場人物達は、何かしら心に抱える大きなものがある。自分自身で抱えていて、決してそれは誰かを傷つけたりするものでもなく、しかし自分一人では時に抱えきれず持て余してしまうようなもの。
それってみんなで持ちあえば軽