高校生の時にうつになった話.ep4
前回、闇落ちしていった私・・・
さて、これからどうなるのでしょうか。
始まった闘病生活
母に連れられ病院を受診し、うつと診断された。
日々、薬を飲み、寝て、薬を飲み、寝て、の繰り返し。
最初はとてもつらかった。
闇のどん底に居て、何を食べても美味しくない、味がしない。
何を見ても聞いても読んでも楽しいという気持ちになれない、何も感じない。それまで好きだった音楽も漫画も何も感じなくなったし、字が読めなくなった。頭が全く動かないのだ。
そして何より、毎日、死にたいと思うのだ。
基本頭も心も動かないのだが、そのことだけは常に考えてしまう。
どうやって死のうか、あんな方法があるな、こんな方法があるな。と。
異常である。
この部分は今思いだすのもつらいので、これ以上書くのはやめておこう。
こうした闇の時間は3ヶ月ほどあったような気がする。
正直記憶が曖昧であまりない。
次第に回復
4ヶ月ほど経った頃、次第に「やる気」が湧いてきたような気がする。
元気というか気力。何かをしたい、という欲求。
朝も少しずつ怖くなくなってきた。
そこからだんだんその気力が強くなっていき、躁状態の時間が増えていった気がする。ガーッとテンションが上がり、今なら何でも出来る気がしてタガが外れたようにたくさん買い物をしてしまったりする。その頃には少しずつ外にも出れるようになっていたので、落ち着いて考えると不要なものも当時は買ってしまっていた・・・。
通っている先生に話すと、躁鬱状態というらしい。
体調の良いときと悪い時の落差が激しくなる症状。躁状態が出てきているのは、治ってきている良い傾向なので、そこから安定させていくのが大事らしい。引き続きお薬を飲みながら治療を続けていた。
この頃、私の様子をみてか母親が通信制高校に行ってみないかと言ってくれた。私のためにたくさん調べてくれていた。
決別、さよなら!高校中途退学。
少しずつ回復していき、だいぶ元気になった2月頃。
それまで通っていた高校をやめることを決意。病気の間はお休みしており回復後に復帰の選択肢も残していたが、復帰はしたくないと思った。
なぜなら、その高校に通うということは部活にも復帰しないといけないという考えに囚われていた。たとえ部活を辞めたとしても、その高校に通う限りその考えがまとわりついてくるのだ。部活のメンバーとはどうしても顔を合わしてしまうし、その度に嫌な気持ちになることが想像できた。
ということで、通信制高校という別の選択肢も見つけたので、思い切って辞めることにした。スッキリ!!
辞めると決めてから、高校に荷物を取りに1回だけ行ったのだ。
クラスの友達、同級生にこれまでの感謝の気持ちを伝えて、写真を撮ったりお話をした。
職員室にも行った。1年生の時の担任の先生にも挨拶した時に、今思い出してもムカついてしまうのだが「上履きや体操着、もういらないでしょ。学校に置いてってよ」
ハァ??
要は忘れた生徒に貸出す用として学校に寄付してくれということなんだが、言い方が腹立たしかったのでやめた。入学当初にキレられたことは許してないからな!ぷん
こんにちは新学校!
さて、それまでの高校を辞める少し前、学校の見学に行った。
それまでの高校は通学におよそ1時間半程かかっていたが、新学校は30分程かな。近い!コースがいくつか選べて、基本は通信で年に何回かだけ登校するかたちや週3登校で残りの平日の2日はお家など、選べる。
見に行った時はみんな授業を受けている様子を見たり、ぐるっと構内をまわって、説明を聞いたり先生方とお話をしたりした。
その時の受けた印象は、純粋にワクワクという感じだった。
そのまま入学の手続きを進め、ずっと家に居てもつまらないので登校を選択した。
さて、新しい高校に入学した私。ここからはワクワクが止まりません!
次回最終回です。
Hello , New the new me!
次回へ続く!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?