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苦手のまわりには得意が集まる

仕事仲間に文章を書くのが苦手な人がいる。

今まで、本人が書いた文章を目にしたことが無く、仕事柄書いているはずなのに、なんで? と気になる存在に。

ある日、その人の周りにライターさんが複数人いることに気がついた。

「ああ、苦手の周りに仕事が生まれて得意が集まっていくんだなぁ」
と、単純な「仕組み」が目にの前に現れて、心がワクワク。

そのワクワクが面白くて「○○さん、苦手なことある?」と聞いて回っては、(いつか○○さんの周りには、△△な仕事が出てきそうなぁ・・・)と妄想。

求人もこうなんだよなぁ


既存の部署への採用の場合、
・今いるメンバーでは足りない部分を補う存在
・今いるメンバーを強化できる存在
(足りないとは、能力やスキルの部分もあれば、年齢ということも。)

ということは、
本来であれば応募する側は、説明会や問合わせなどを活用し
・今どういう人がいて、どういうことが出来ているか
・今後どうしたくて、何を求めているか
を対話する必要がある。
そのコミュニケーションの「スキマ」こそがミスマッチではないか?

場合によっては、人手不足で「誰でもいい」(って、いうわりに年齢でNG多いけど)というのも聞くけど、本来であれば、足し算人材よりも、掛け算人材のほうがいいはず。

求人票に書いていない部分


求人票に書いていなかったのでわかりません、という声を聞く。
(ホームぺージ見ればいいのに)(検索すればいいのに)と心から思う。
その手間を惜しんでどうする、と。
わからないまま、問い合わせもできずに、なにが「コミュニケーション力があります」だ。自分で矛盾を示している。

反対に、なんで書かないんだろうとも思う。
文字数? だったら採用ページ作ればいい。無料の仕組みが今はある。 
時間? それは本気じゃないということ。優先度が低い。
書いてる? 伝わらなければ書いてないも同じ。

苦手と嫌いはちがう。
得意と好きもちがう。
苦手の回りに得意は集まっても、嫌いの回りに好きは集まら…ないなぁ。

これを書きながら、本当に飽きない職場だなぁと思った。


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