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よくばりな移住を叶える<4>

今回は、「移住先」について考えたいと思います。
意外と多い質問が「どこがイイと思いますか?」「ここイイですか?」というもの。(えええーーー、しらんーーーー‥)そんな気持ちを抱えながら、
「私が一番気になっている場所は……理由は……」と答えます。

そうすると、「え?」という顔をされるのです。

おそらくイイへのジャッジをしてもらえると思っていたのでしょう。
前回もお伝えしましたが、「イイ」の基準はあなたの中にしかありません。
私が語れるのは「私のイイ」です。

そもそも、移住先ってどうやってきめてるの?


どのように決めるのかは、その人のケースによりますので、正解がありません。好きに決めたらいいやんと思う反面、慎重に決めてほしいとも思います。

「移住したいなぁって思っていて…どこがいいですかね?」

このような相談は本当によくある話で、このような言葉を発する相談者の中には「叶えたいこと(目的)」と「行先(移住先)」が矛盾していることに気づいていないことも。

「そもそも、何を叶えたくて移住という手段を考えましたか?」
「○○○」
「であれば、○○○が叶いやすい場所ってどんな場所・環境でしょう?
 想像でOKです」

(相談員は答えを出す存在ではないのです。)

<移住先選びの3Step>

【Step2】や【Step3】では、地図を見たり、ふるさと納税のホームページを見たりすることで、具体的なイメージがわきやすいかと思います。

だいじなのは次の【Step4】
選んだ先に、あなたのニーズにマッチする仕事がなければ?

地方にはないしごともあるんです・・・
  • 移住先をかえる

  • 転職先へのニーズを変更する

  • 移住しない(保留・先送り・中止)

  • 妥協する(したくもない選択をする)<よくばりな移住とは正反対

のいずれかを選ぶことになります。
そのため、まずは【Step3】まででストップ!
【Step4】の前に、仕事探しをおこないます、その地域の中に希望する仕事があるかどうか。

そして結果から
・上記4つの選択をするのか
・【Step4】で具体的な求人を探すのか
どちらに進むのかを決めると、より理想に近い場所を選ぶことができるでしょう。

はじめは候補地が2,3カ所あってもOK
お試し居住制度などを利用し現地訪問をするなど、体験をすることで、移住先の解像度が高まります。

特にIターンなど、出身地(暮らしたことのある場所)への移住ではない場合、必ず1度は現地を訪問するようにしてください。この調査・確認作業が数年後・数十年後の未来を左右します!

いよいよ次回は最終回!『実現しやすい人になる話』です。


『移住・就職相談員が教える「移住×転職」後悔しない移住の計画』
ごきげんビジネス出版 ブランディングより、2022年9月発売予定っちゃ♡


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