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絵を描いて思ったこと

昨日、「絵を描く」ということにおいて久々にスケッチ以上の行程を進めた。

数日前からずっと色を塗りたいと思ってたものにやっと取り掛かった。
僕にとって一大プロジェクトとなる作品の第一歩。

結果から言うと、すごく満足してる。
少し高い位置に保管してあるけれど、それを見るためだけに脚立を持ってくるほど。

この絵は、僕にとって大きな意味がある。
と思う。

僕が今まで親から受けた主な褒め言葉は学校の成績に関するものだった。
優秀な成績を収めることで母は安心してくれたし、父に酒の場での自慢話を提供した。

けど振り返ってみると、僕自身はそのことをあまり誇っていなかった。
むしろ頭が良いとか優等生だとか言われることが嫌いだった。
本質的に言えば、どちらかというと問題児だし。

自分の成績が優秀かどうかよりも、両親が喜んでくれていることが嬉しかった。
そして僕には、成績以外に両親を喜ばせる方法がわからなかった。
学業でしか自分の価値を見出せなかった。

やっと自身で受け入れられた学業以外の自分の価値。
この絵は今、僕にとって
”自分が絵を好きでいること”
”絵描きであること”
の象徴だ。

いずれ制作過程もnoteに投稿できればと思う。

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