初めての仕事場へ。人生の甘さと辛さを感じる‥
今日、初めて転職した仕事場に行ってみた。
私が転職した仕事は、なんか保険を売ったりする保険屋さん?みたいなもの。
しかし、自分では誰に何を売るのか、いまだよくわかってない。
でもとりあえず、やってみることにしたのだ(←それでよくやろうと思ったね)。
まずは、斎場の2階にある事務所のような広い部屋に行き、そこでテキストと問題集を渡され、勉強をするように言われた。
そこには、9人くらいの人がいたけど、入れ替わり立ち替わりで、すぐに私ともうひとりの、2人だけになった。
もう一人の人は親切な若い女性で、4人姉妹の子供がいて、上は8歳、1番下はまだ0歳だと言っていた。
なんだかすごく忙しそうだ。
その人と時折、おしゃべりしながら勉強した。
途中でお腹が空いたので、セブンイレブンの「もちもちキャラメル」なる商品を食べ、豆乳ドリンクの「麦芽コーヒー」をのんだ。
お昼ご飯には自分で作ったおむすび2個(梅)と、お茶と、セブンイレブンのつくね入りのサラダを食べた。
そして4時間食べ続け、仕事1日目、終了。
そして感想。
‥えっ!?ラクすぎない!?
と、びっくりしてしまった。
某カフェでウエイトレスの仕事をしていたけど、5時間ずっと動きっぱなしで、腰も足も痛いし、仕事が終わるとクタクタで、仕事の後は疲れすぎて、何も手につかない。
昼も食べられず、帰ってからも食欲もなくて痩せてしまった。
しかしこの仕事は、4時間おやつ食べて、たまにおしゃべりしただけ。
勉強もしたけど、ずっと自習なだけ。
それで給料はというと、こちらの方が働く時間は少なくて、内容もラクなのに、時給がいいので、こちらのほうが稼げている‥。
世の中に、こんな理不尽なことが‥!?
今はまだお試し期間で、研修期間。
本番で働くのは、これから。
もしかしたらこれから、妙なノルマの圧迫を感じたり、辛いことが山ほどあるのかもしれない。
だけど今日1日目を過ごしたばかりの所感では、前よりなんてラクなんだと思ってしまった。
いやむしろ、ウエイトレスの方の時給が、みんなの頑張りに比べると、安すぎでしょと思ってしまう。
世の中、働きに応じた給料が支払われているとは、限らないんだな、と思う。
小林多喜二じゃないけど、プロレタリアが怒るわけだよ。
「転がる石に苔はつかない」ということわざがある。
イギリスでは、ひと所にいない人は、責任から逃れているというネガティヴな意味でとられて、転職などもコケがつかないのはよくないと、思われがち。
だけどアメリカなどでは、「苔がないのはいい結果」として意味が取られるらしい。
日本も若い人は、転職意識が高くなっているとニュースで見る。
その場がよくないなら、次から次へと居場所を変えてみる。
現状が不満なら、そんなことも必要なのかもな、なんて思ってしまった。
だけど本当は、働きにみあった給料をもらっていて、今の仕事場が大好きで、満足しているというのが1番いいはず。
子育てひと段落後の仕事。
私の場合、一つ目のラーメン屋は、店主がキレやすくて毎回怒鳴られるという問題あり。
二つ目のカフェは、みんないい人だけど、とにかく仕事がすごく疲れる上に給料が安い。
今回の三つ目は、どうなるのか。
いい職場に出会えることがなかなかなくて、どこにいっても、なにかしらの不満があって、転職しないといけない世の中は、なかなかに世知辛いな‥。
と、思わされた一日だった。
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