そもそも「リフォーム」と「リノベーション」の違いってなに？

最近よく耳にするリノベーション。

何気なく耳にしますが、「ん！？ところでリノベーションって結局どういうこと？」、「リフォームと何が違うの？」と思ったことはありませんか？

そこで、リノベーションとリフォームの違いについて解説します！！

ズバリ!!明確な定義はなし！メーカーによって違う使い分け

はっきり言って、明確な違いは定義されていません。

また、住宅メーカーによってもその使分けは様々。

例えば、同じリノベーションでも、躯体むき出しのフルスケルトンのような大規模工事のみを対象に使うメーカーもありますし、

部分的にデザインを変えたり・性能向上のための工事を部分リノベーションと位置付けたりする住宅メーカーもいます。

リフォームは原状回復の意味合いが強い

明確な定義付けはないとはいえ、住宅メーカーごとの使い分けの傾向には似たものがあります。

一般的に「リフォーム」は、老朽化した建物を建築当初の性能に戻すことで、修復、つまり原状回復の意味合いが強いようです。

もっと具体的に言えば、キッチンなどの水回りの取り換えや壁紙(クロス)の貼り替えなどがこれにあたります。

リノベーションとは用途や機能の変更による性能向上

対して、「リノベーション」は、用途や機能を変更して性能を向上させたり、価値を高めたりすることで、工事の規模も間取りの変更を伴う大規模なものを示します。

簡単に言えば、リフォーム工事に加え、付加価値をプラスしてあげるということです。

1番大事なことは、どこの会社に頼むのか

一般的には「建築当初の状態に戻す原状回復」がリフォーム。それに加え「用途や機能を加え付加価値を向上させるもの」をリノベーションと考えておけば、間違いないでしょう。

しかし、ひとくちにリフォームやリノベーションといっても、住宅メーカーによって得意分野は全くと言っていいほど違います。

人それぞれ価値観が違うように、目に見えるデザインだけにとらわれず、何を重視してどこに予算をかけたいのか？ご自分の理想とする住まいづくりへの「想い」を整理してから、必要なのはリフォームなのかリノベーションなのか考えることが大切です。

その上で、希望に沿ってくれる住宅メーカーを探される事をオススメします。