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旅xフットボールxサウナ。

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  • サ旅 フィンランド2019

    2018年末から2019年にかけてのヘルシンキとタンペレを巡るサウナ旅行記。おまけでエストニアにも。

記事一覧

サ旅 フィンランド2019番外編 ~カルマ・サウン~

05.01.2019 フィンランド・ヘルシンキから対岸の国エストニア・タリンへ。 大型のフェリーで約2時間。便数も多く、ヘルシンキから日帰りで訪れることもできる。 中世の…

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3年前
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サ旅 フィンランド2019⑨ ~クルットゥーリ・サウナ~

03.01.2019 ハカニエミの広場から東へ歩いて20分ほど。 シンプルな外観にSAUNAのネオンサインが目を引く。 「クルットゥーリ・サウナ」 2013年5月オープン。 比較的新…

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3年前
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サ旅 フィンランド2019⑧ ~サウナ・アルラ~

03.01.2019 昨夜はラヤポルティ・サウナを出て雪道を急ぎ足で歩き なんとか出発時刻の3分前に列車に飛び乗ったが、 列車はタンペレのホームに止まったまま1時間ほど動く…

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3年前
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サ旅 フィンランド2019⑦ ~ラヤポルッティ・サウナ~

02.01.2019 “内向的なフィンランド人は自分の靴を見ながら他人と話す。社交的なフィンランド人は相手の靴を見ながら話す。” これはシャイなフィンランド人の気質を表す…

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3年前
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サ旅 フィンランド2019⑥ ~ラウハニエミ・公衆サウナ~

02.01.2019 大小30以上の公衆サウナを持つタンペレ市は 2018年、サウナキャピタル宣言をした。 世界のサウナ文化の中心地であると自ら名乗りをあげたのだ。 そんなタン…

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3年前

サ旅 フィンランド2019⑤ ~カウピンオヤ・サウナ~

02.01.2019 朝、スモーキーな香りで目が覚めた。 昨晩ホテルのサウナに入ったにもかかわらず 昨日のスモークサウナの余韻がまだ残っていた。 今日はタンペレに向かう。…

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3年前
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サ旅 フィンランド2019④ ~クーシャルヴィ・スモークサウナ~

01.01.2019 ヨーロッパのお正月は日本とはだいぶ趣が違う。 日本では元日が休みの中心。 ヨーロッパではクリスマスから続く長い休暇の最終日だ。 明日からは通常の日々…

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3年前
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サ旅 フィンランド2019③ ~ロウリュ・ヘルシンキ~

31.12.2018 19時を少し過ぎた頃、ホテルを出てバスに乗りヘルシンキの南へ向かう。 途中、元老院広場の前を通ると新年を迎えるイベントの準備をしていた。 あと数時間で…

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3年前

サ旅 フィンランド2019② ~サウナ・ヘルマンニ~

31.12.2018 冬のヘルシンキの夜は長い。 朝8時。朝食のビュッフェへ。窓際に座ってみたが外はまだ暗い。 今日は2件のサウナに行く予定だ。 1件目は「サウナヘルマンニ…

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3年前
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サ旅 フィンランド2019① ~ヒルトン・ヘルシンキ・ストランド~

30.12.2018 成田空港から約10時間。ヘルシンキ・ヴァンダー空港に到着した。 普段飛行機では全く寝れない体質なのだが今回は良く眠れた。なぜならフルフラットになるビジ…

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3年前
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ロウリュ?リョウリュウ?

かつての「フリット」or「グーリット」、最近だと「エムバペ」or「ムバッペ」などフットボール界隈ではしばしば論争になる外国語のカタカナ表記。サウナ界にも本来カタカナ…

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3年前
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さよならの向う側

三宅弘城と堀内健を生んだ街、横須賀。 アメリカ海軍と自衛隊が同居するヨソとは少し違う空気の漂うこの町の、今ではすっかり寂しくなってしまった繁華街の真ん中にそのサ…

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4年前
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ラーメンとつけ麺とフィンランドサウナの話

突然ですがラーメンとつけ麺どちらが好きですか? どっちも好き。という方が大半かとは思いますが、私はラーメン派であまり好んでつけ麺を食べない。つけ麺は食べ始めはす…

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4年前
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『ととのう』の謎

コロナウイルスの影響で「サウナイケナイ」になってから数週間。堂々とサウナに通えるようになるのはまだまだ先になりそう。そこで改めて 『ととのう』 とは何かについて…

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4年前
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サ旅 フィンランド2019番外編 ~カルマ・サウン~

サ旅 フィンランド2019番外編 ~カルマ・サウン~

05.01.2019

フィンランド・ヘルシンキから対岸の国エストニア・タリンへ。

大型のフェリーで約2時間。便数も多く、ヘルシンキから日帰りで訪れることもできる。

中世の面影を色濃く残す旧市街を抜けた先にそのサウナはある。

「カルマ・サウン」

いかつい外観の扉を恐る恐る開け中に入る。

日本でいう番台のようなところでお金を払い奥へ。

ここから先は男女別。

入るとすぐに売店があり、飲み

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サ旅 フィンランド2019⑨  ~クルットゥーリ・サウナ~

サ旅 フィンランド2019⑨ ~クルットゥーリ・サウナ~

03.01.2019

ハカニエミの広場から東へ歩いて20分ほど。

シンプルな外観にSAUNAのネオンサインが目を引く。

「クルットゥーリ・サウナ」

2013年5月オープン。

比較的新しい公衆サウナだ。

19時頃到着したがすでに多くの人々で溢れかえっていた。

受付で料金を支払うと

「今の海水温-2°Cだぜ。クレイジーだ」

と教えてくれた。

こちらは男女別、基本的には裸で楽しむ施設

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サ旅 フィンランド2019⑧  ~サウナ・アルラ~

サ旅 フィンランド2019⑧ ~サウナ・アルラ~

03.01.2019

昨夜はラヤポルティ・サウナを出て雪道を急ぎ足で歩き

なんとか出発時刻の3分前に列車に飛び乗ったが、

列車はタンペレのホームに止まったまま1時間ほど動くことはなかった。

今日はヘルシンキ最終日

2件の公衆サウナを訪れる予定だ。

まずは

「サウナ・アルラ」

オシャレな外観の門を開け、

壁画が描かれた通路を抜けると

広めの中庭がある。

その奥にSAUNAの文字

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サ旅 フィンランド2019⑦  ~ラヤポルッティ・サウナ~

サ旅 フィンランド2019⑦ ~ラヤポルッティ・サウナ~

02.01.2019

“内向的なフィンランド人は自分の靴を見ながら他人と話す。社交的なフィンランド人は相手の靴を見ながら話す。”

これはシャイなフィンランド人の気質を表す有名なジョークだ。

しかし本当のフィンランド人はおしゃべり好きでオープンな性格の人が多いらしい。

そんな素顔のフィンランド人に出会えるのがサウナなのかもしれない。

「ラヤポルッティ・サウナ」

世界最古の公衆サウナとして

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サ旅 フィンランド2019⑥  ~ラウハニエミ・公衆サウナ~

サ旅 フィンランド2019⑥ ~ラウハニエミ・公衆サウナ~

02.01.2019

大小30以上の公衆サウナを持つタンペレ市は

2018年、サウナキャピタル宣言をした。

世界のサウナ文化の中心地であると自ら名乗りをあげたのだ。

そんなタンペレの中でも古くから営業を続けるサウナ

それが

「ラウハニエミ・公衆サウナ」

カウピンオヤ・サウナから森の中のトレッキングコースを歩いて20分ほど。

まだ16時を少し過ぎた頃だったがすでにあたりは暗くなってい

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サ旅 フィンランド2019⑤ ~カウピンオヤ・サウナ~

サ旅 フィンランド2019⑤ ~カウピンオヤ・サウナ~

02.01.2019

朝、スモーキーな香りで目が覚めた。

昨晩ホテルのサウナに入ったにもかかわらず

昨日のスモークサウナの余韻がまだ残っていた。

今日はタンペレに向かう。

ヘルシンキから片道約2時間の日帰り旅。

3つのサウナを巡る予定だ。

行きはバスで行くことにした。

フィンランドでは激安で有名な

「オンニバス」

片道8.7ユーロ。

直前だったのでこの価格だが

前もって予約

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サ旅 フィンランド2019④ ~クーシャルヴィ・スモークサウナ~

サ旅 フィンランド2019④ ~クーシャルヴィ・スモークサウナ~

01.01.2019

ヨーロッパのお正月は日本とはだいぶ趣が違う。

日本では元日が休みの中心。

ヨーロッパではクリスマスから続く長い休暇の最終日だ。

明日からは通常の日々に戻る。

今日は少し郊外まで足を伸ばそうと思っている。

「クーシャルヴィ・スモークサウナ」

ハカニエミからは731または739番のバスで1時間弱。

バス停の目の前の公園の中にある。

「カフェ・クーシャルヴィ」で料

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サ旅 フィンランド2019③ ~ロウリュ・ヘルシンキ~

サ旅 フィンランド2019③ ~ロウリュ・ヘルシンキ~

31.12.2018

19時を少し過ぎた頃、ホテルを出てバスに乗りヘルシンキの南へ向かう。

途中、元老院広場の前を通ると新年を迎えるイベントの準備をしていた。

あと数時間で2018年が終わる。

行き先は「ロウリュ・ヘルシンキ』

スタイリッシュな外観の言わずと知れた人気施設だ。

コチラは2時間の予約制。事前に予約していないと入れないことが多い。

予約の時間の少し前に到着するとすでにクロ

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サ旅 フィンランド2019② ~サウナ・ヘルマンニ~

サ旅 フィンランド2019② ~サウナ・ヘルマンニ~

31.12.2018

冬のヘルシンキの夜は長い。

朝8時。朝食のビュッフェへ。窓際に座ってみたが外はまだ暗い。

今日は2件のサウナに行く予定だ。

1件目は「サウナヘルマンニ」。

ホテルのあるハカニエミからは6番のトラムに乗ればすぐなのだが、まだ開店時間まで間があるし歩いて行くことにした。

20分ほど歩いただろうか。大通りから少しはいったところにSAUNAの文字が見えた。

扉を開け階段

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サ旅 フィンランド2019① ~ヒルトン・ヘルシンキ・ストランド~

サ旅 フィンランド2019① ~ヒルトン・ヘルシンキ・ストランド~

30.12.2018

成田空港から約10時間。ヘルシンキ・ヴァンダー空港に到着した。

普段飛行機では全く寝れない体質なのだが今回は良く眠れた。なぜならフルフラットになるビジネスクラスだったから。

無論、自前で買えるほどの余裕はない。
コツコツ貯めたマイルを特典航空券に交換したのだ。

長距離便でのビジネスクラスはやはり快適。到着した後の疲労感が全然違う。もうエコノミーには戻れないかもしれない

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ロウリュ?リョウリュウ?

ロウリュ?リョウリュウ?

かつての「フリット」or「グーリット」、最近だと「エムバペ」or「ムバッペ」などフットボール界隈ではしばしば論争になる外国語のカタカナ表記。サウナ界にも本来カタカナで表記するのが難しいはずの有名な言葉がある。

LÖYLY

一般的には「ロウリュ」もしくは「ロウリュウ」。今はなきサウナトーホーでは「リョウリュウ」と表記されていた。

このフィンランド語の「Ö」は日本語の「オ」と「エ」の中間ぐらいの

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さよならの向う側

さよならの向う側

三宅弘城と堀内健を生んだ街、横須賀。

アメリカ海軍と自衛隊が同居するヨソとは少し違う空気の漂うこの町の、今ではすっかり寂しくなってしまった繁華街の真ん中にそのサウナはある。

サウナトーホー

昭和51年8月の開店から44年を迎えた令和2年9月11日をもって閉店することが決まったそうだ。

私もほぼ同時期にトーホーからもほど近い病院で生まれてから同じ横須賀で育ってきたのだが、実は初めて訪れたのは

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ラーメンとつけ麺とフィンランドサウナの話

ラーメンとつけ麺とフィンランドサウナの話

突然ですがラーメンとつけ麺どちらが好きですか?
どっちも好き。という方が大半かとは思いますが、私はラーメン派であまり好んでつけ麺を食べない。つけ麺は食べ始めはすごく美味しいのだが、食べ進むにつれてどんどん味がぼんやりしていく感じがあまり好きではないのだ。(ついでに言うとスープ割りをお願いしたりするのもメンドクサイ。)

このラーメンとつけ麺。似ているようであまり似ていない。

どちらも原材料は同じ

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『ととのう』の謎

『ととのう』の謎

コロナウイルスの影響で「サウナイケナイ」になってから数週間。堂々とサウナに通えるようになるのはまだまだ先になりそう。そこで改めて

『ととのう』

とは何かについて考えをまとめてみた。(ちょっと暇だし…)

私がサウナにハマったきっかけはラジオだった。

FM Yokohamaの『Future Scape』という番組で小山薫堂さんと柳井麻希さんがパーソナリティを務められている今やFM Yokoha

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