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焦らず 諦めず


先日のクライエントのご相談は
「やってみたいビジネスがあるんですけど、やれていないんです・・・」と内容でした。

今既に会社は立ち上げているのですが、「やりたいと思っていることが出来ていない」状態。


そこで私は
何からだと手をつけられるか?
そこでネックになることは何か?
などを聴いていきました。


ビジネスに限らず、誰でも
「やりたいけどやれていないこと」はあると思います。


仕事
習い事や趣味
勉強
家事
片付け
など。


頭で考えていてもなかなか出来ないものなので


ひとつずつ書き出してみたり
優先順位をつけたり
「難しい」と思っていることは
スモールステップに分けて考えてみたりすることが大切です。


そこまでできても
「着手する」段階になると
気が乗らない
腰が重い・・・ということもありますね。

何でも「やり始める」時にはエネルギーが必要です。

始められない言い訳として
子どもが小さいのでなかなか自分の時間がつくれなくて・・・
更年期で体調が悪くて、思うようにはかどらなくて・・・
仕事が忙しすぎて、勉強する時間がとれなくて・・・


ということを言いがちですね。


そして、
「結局それって言い訳でしょ?」と誰かに言われて落ち込む・・・。
あぁ、分かっているけど、私ってダメだ・・・。
みたいな。


でも、私は言い訳したっていいと思います。


言い訳くらいさせて欲しいし
言い訳してさぼったっていいと思うんです。


だって、
小さなお子さんいたら、1日なにもできずにあっという間に
過ぎてしまうのも無理はないし

更年期って本当に辛いし

仕事忙しくて、疲れていたら、テキスト開くと眠くなるし・・・。


でも
言い訳してばかりいても何も始まらないのも事実。


私は言い訳しながらも
「焦らず でも あきらめず」
少しずつでも続けることがとても大切だと思っています。


話は変わりますが、我が家の近所には小さな小さなお花屋さんがあります。近所の人でも、その前を通らないと気づかないくらい小さなお花屋さんです。

売っているお花の種類も少ないし
決しておしゃれとは言えない。
でも、ずーっとひっそりとそこにある。


コロナの緊急事態宣言中も休まずに営業していました。


きっと売り上げに変化はないんじゃないのかなと思うのです。コロナの前も後も。


大きなビジネスや
大きな仕事も大切で
そういうことがなければ、世の中回っていかない。


この町かどの小さなお花屋さんがなくなっても、世の中は回る。


でも、私の様に
そのお花屋さんを必要としている人がいて
そこでコミュニケーションが取れて・・・
素敵なビジネスです。


差別化、差別化と言われ
SNSに振り回され
自分を見失っている方が沢山いますが


差別化なんかしなくてもいいんですよ。

このお花屋さんの様に

自分にできることをする。
必要としている人のところに届ける。
それだけのことです。


自分が出来ることを
必要としている人はどこにいるのか?
自分は何を提供できるのか?


そこを見誤ることなく
そして
焦らず、あきらめず、続けていけば


必ず「なにか」にはなります。


最初から
差別化を意識しすぎて
体裁ばかりを整えようとするから


難しく考えすぎて
結局動けなくなってしまったり
あきらめて途中でやめてしまったり・・・


ということになりがちです。


大きなビジネスを手掛けたい!
というならば、それは言い訳しないで
やり続けなければいけないかもしれません。


でも
今いる会社で何かしたい

または
家族の一員として
地域の中でなにかしたい


と思っているならば


言い訳しながらでもいいです。


焦らず
でも
あきらめず


続けることが大事。


10年間フリーランスでやってきて、今思うことです。


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