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12.【わたしの夢】お豆腐メンタルなヒーローになりたい。


Q.どんな人になりたいですか?


A.お豆腐メンタルなヒーローになりたいです。




普通に考えて、Q&Aとして成り立たない構図。
お豆腐のようにメンタルがつぶれがちな人が、ヒーローになるって、おかしいですよね。無理な話ですよね。すみません。すぐやられますよね。


いやあ、同感、同感です。
正直、私も理解できません。
お豆腐メンタルな私なら、普通に生きていくのも精一杯。
誰かのことなんて、助ける暇もない。


そう、思っていました。


でも、違ってたんです。
私の目指す夢はここにあるんだと、気づいてしまったのです。



すぐ傷つくし、すぐ泣くし、すぐ感動するし、すぐ笑うし、
ただでさえ、1人で何人分ぐらいかの感情は余計に多く消費し疲れてるのに。

なのに、悲しんでいたりする人を見ると助けたくなってしまう。
自分と重なってみえてしまって、一緒に悲しみたくなっちゃう。


私だって、豆腐メンタルなのに。



では、
豆腐が豆腐を助けに行こうとする構図をここで想像してみましょう。

「私だって、力になりたいの!」といってヒーローのもとに駆け寄り、逆に迷惑をかけてしまう足手まといヒロイン。ああなり兼ねないですよね。



それに、他人の気持ちなんて分かりやしないのに、
偉そうに何言ってるんじゃ!とデコピンしたくなるんですけれどね。



だからこそ、あんまり「そうだね、めっちゃ分かる~~~」という表面的な共感をして、誰かを助けようということはしたくないんです。
なので何か、できれば、間接的に助けたい。


そこで、豆腐な私は考えました。


豆腐である自分が普段拠り所にしている妄想世界を、
別のお豆腐さんが崩れそうになった時に逃げ込めるお椀として、提供したらいいんじゃないか、と。


そんな風に、自分が豆腐でいながら豆腐を救える世界線を想像してみたら…
とってもワクワクしたんです。


豆腐でも、ヒーローになれるのかもしれない。
そしたら、たくさんのお豆腐さんたちにも「あんな豆腐でよわよわしたやつにもできるなら、僕・私にもできるかも!」と思ってもらえるかもしれない。そしたら、お豆腐メンタルの民にしか分からない幸せが広がってきて、もう「弱い」だなんて否定されることもなくなるかもしれない。



やばい。にやにやしちゃうかも。
そんなふうに、口角が自然と上がってしまうのでした。



私は、そんな世界が見てみたいんだね。
じゃあ、どうする?どんなふうに世界をつくる?


そんなことを考えていたら、様々な選択肢が枝のようにニョキニョキと生えてきました。


その枝のうちの一つが、「ものがたり」を生むこと



だから、今からでもnoteで、少しずつでもやっていこうと思うんです。


時間がかかっても、誰かの心が救われるような「ものがたり」を生む。
とことんお豆腐メンタルを活かして、そんなお椀となれる心の居場所を作っていこうと思います。






見ていろ世界。
お豆腐メンタルな人だって、夢を見るんだからな。



では、次回の投稿でまたお会いしましょう。
おやすみなさい🌙

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