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📖読書記録📖頭は「本の読み方」で磨かれる

読書紹介記事を書く青沼りんです📗
今回は、本の読み方でひとつで人は大きく変われることを提唱する一冊をご紹介したいと思います。


●今回ご紹介する本『頭は「本の読み方」で磨かれる』

茂木健一郎 著
株式会社三笠書房
2015年7月5日 第1発行

https://amzn.asia/d/iOEcvIz


本書の中では読書をすることで脳が鍛えられて教養や雑談力が身につく、そしてモテる(🤔?)などといったメリットを挙げられています。
その中でもこの文章が心に残りました。

人が成長をすれば、手に取る本も成長するのであって、その意味で本は「自分という人間の成長を映す鏡」でもあります。

『頭は「本の読み方」で磨かれる』P2


私は、高校生の頃に読書の楽しさを知りました。
最初は恋愛小説から。そこからミステリーや職業モノ、エッセイやビジネス書と読むジャンルが年々増えてきました。
昔読んだ本を読み返していると、その時抱いた登場人物の印象が変化していることがよくあります。
それってつまり、私もそれなりに成長しているのかなと思いました。


また、読書の良さは自分の人生では経験しない出来事を追体験することができます。

例えば、ウェデイングプランナーや葬儀屋さんといった職業モノの物語を通してその職業を体験することができますし、なんなら殺人事件にも遭遇できます。(あ、それは嫌だな😅)

歴史モノなら平安時代のお姫様になれますし、江戸時代の武士にもなれるしその時代を生きることもできます。

本書の第4章『「奇跡のリンゴ」が実るように』にもあるように、本を読んだことで自分の人生において役にたつたたないはさておき、知らないことを知ることで、自分の肥やしになるということはとても共感します。

また、第3章の「世界一のコンピューターにも、絶対に真似できないこと」もとても興味深かったです。

以前に、ホリエモンこと堀江貴文さんと落合陽一さんが対談形式で書かれた著書『10年後の仕事図鑑』を読んだ際にもコンピューターにはできないことが挙げられていたのですが、それがほとんど同じだったことに驚いたのと同時に納得もしました。


●この本を読んで

本書の中で、著者の茂木健一郎さんがおすすめの本のリストも掲載されています。
それらを眺めているとジャンル別関係なく本を読んでいるそうですが、なんとなく夏目漱石が多い印象を受けました。

読書をするのにジャンルなんて気にしなくていい。

興味のある本があれば速読するなり、乱読なり自由に読めばいいと言ってくれているような気がしました。

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