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アレとサプリ一緒に飲んでない?せっかく高価なサプリ飲んでもマイナスになる飲み方のカラクリ・・・。@フリーランス技術者

はじめに

あなたは、何のためにサプリを飲んでいますか?
そのサプリを飲むことで、一定の何かしらの効果を得るためですよね。
どうやって飲んでいますか?
実は、飲み合わせによってせっかく飲んだサプリの効果が消されてしまうことがあるのをご存じですか。本日は技術者が見た、あるサプリと相性の悪い飲料をご紹介します。


技術者から見た組み合わせの禁忌

サプリメントに使用される素材は、ビタミンやミネラルなど、栄養素を凝縮したものがあります。
特にその原末を取り扱う私は、これとこれを混ぜたら化学反応起こっている?等
明らかな変化を商品づくりの中で発見します。
だけど、この反応って日常生活でも起こりえるよな、という飲み合わせをご紹介。

飲料との組み合わせ

薬を処方された際も、薬袋に水やぬるま湯で飲んでくださいと書かれているのを見たことがありませんか?サプリメントでも同じことが言えます。
それは、特定の飲料に含まれる成分と、サプリや薬の成分が反応して吸収しにくくなるためです。

特定の飲料とは

それは、緑茶などを中心としたタンニンを含む飲料です。
具体的には、緑茶、紅茶、コーヒーなどです。
私が商品づくりをしていた際は明らかに鉄の成分と緑茶を混ぜると・・・・
緑茶は緑色なのに、茶色に変色する現象が起きていました。
よく調べてみると、これらが反応していることが分かりました。
具体的には、「タンニン」と「鉄」という成分が結びつく現象が起きるためのようです。

つまり鉄のサプリと緑茶を一緒に飲むと、体の中でもこの反応が起き、
吸収疎外されてしまうよ、(吸収されてない)
ということになります。鉄のサプリを飲んでいて効果が実感されない方は、鉄のサプリを飲んだ1時間ぐらいはこれら飲料を控えた方が良いかもしれません。

先人はそれを利用している場合もあった

ただ、緑茶と鉄を飲む組み合わせでは吸収疎外があるよ、ということですが
現象としては昔から工芸などの分野では利用されてきました。

植物を利用した草木染などでは良く、緑茶染めした布地と、錆びた釘の液体とを反応させて
色をくすませる、黒い側に色染にするという手法もあるので、
何事も原理原則を知れば怖くありません。

最後に

ご覧いただき、ありがとうございました。

これまでにサプリメント100品以上の商品開発した実績がある食品技術者。
企業様の粉末を中心とした商品の味づくりのお手伝いをしています。
健康食品の解説など、味づくり(商品開発)に役立つ情報も連載しております。

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