【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』16
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
第II章 論理的思考のコアスキル 1「適切な言語化」スキル
十全な文の作成
文法(文を成す法則):単語の並べ方とどのような意味内容を表すかに関するルール
→文法に従って単語を並べないと意味は成立しない
→意味が成立している文に対しても、文法に則って解釈しないとその分が表している意味内容を理解することはできない言葉の語順と、言葉と言葉を繋ぐ助詞の選択
→意図する意味内容を適切に表すための十全な文を作るために重要なのが日本語の基本文型:「いつ(時)、どこで(場所)、だれが(主語)、だれに(相手・対象)、何をした(述語)」
この基本形の文を作る上で重要な役割を果たすのが「助詞」
→日本語において、助詞は文の骨格を決定し、文の意味を規定する決定的な機能を持つ
曖昧な表現の回避
曖昧になってしまう表現のパターン
定性的な形容詞/副詞の表現
→可能な限り「定量化」「比較対象を上げての相対化」を心がける二義的に解釈し得る表現
単語が二義的な意味を持つ場合
→言葉を補足する、または、一義的に意味が決まる言葉や表現を用いる複数の単語の語順や文の単語構成によって二義的な意味が生じてしまう場合
→明確に言い換えた表現を取る
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。