【読書メモ】妹尾輝男『世界は悪ガキを求めている』10
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第2章 慎重になるな、スピードに乗れ
「決断」は「礼節」よりも大切
スピードに乗るには「時間を買う」という発想も必要(M&A、ヘッドハンティングの検討など)
リーダーが変化をいち早くキャッチし、スピード感を持って方向転換できるかが、その後の明暗を大きくわける
人格者より、早く良い決断を下すリーダーのほうが大切
「速さと品質はトレードオフ」は言い訳
いまは「スピードはクオリティの一部」
「遅くてもいいから、高いクオリティを目指す」では生き残れない
「速く出たものはいいもの」
感想
この話はリーンスタートアップのような話かと思います。最小限の費用で最小限の機能の製品をつくり、利用者の反応を見ながら修正を加えていく手法なので、始めから100%の完成品を作らないような手法です。ベンチャーなどは、最初から多額の費用を投入するよりも、こういった手法のほうがやりやすいのではないかと思います。
スピードかクオリティかも難しい問題で、投入のタイミングが早すぎると市場が育っていないために見向きもされず、遅すぎると他社がシェアを占めてしまっているという憂き目に会います。製品もあまりに出来が悪すぎると、やはり評価はされないと思いますので、そのタイミングを見計らうセンスは必要であるかと思います。
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