【読書メモ】細谷功『「具体⇔抽象」トレーニング』40
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読書メモ
第5章 「具体↔抽象ピラミッド」で世界を眺める
川上から川下へのうまいバトンパスとは?
仕事を依頼する・依頼される関係を、具体と抽象のピラミッドと紐づける
仕事の自由度がどのように成り立っているのかを説明することができる
抽象から具体への変換作業がどのように行われているかを整理できる
仕事は抽象から具体へのリレー
4種類のバトンの渡り方
抽象的な依頼:上流側でバトンを渡す
具体的な依頼:下流側でバトンを渡す
具体↔抽象のピラミッドで仕事を考える
具体↔抽象のピラミッドでは、三角形の底辺が広がっている
→この広がりは「自由度」を表す
上司・部下お関係の理想てきな進化過程
部下の成長にしたがって、自由度を上げていくほうがよい
上司の側が部下の受け取るポイントよりも具体になってしまうと、部下側のモチベーションを奪うことになっていまう
具体と抽象にみるプロの条件
抽象的な依頼に対して、具体的な業務知識を以て「ベストの着地点を示せる」こと
感想
抽象的な依頼に対して具体的な解決策を提示できるのは、やはり、経験がものをいうと思います。自由度を上げたとき、慣れていない分野とどこから手をつけてよいのか途方にくれてしまいますし、慣れた分野だとだいたいの落としどころやそれに至る道筋がおおよそ描けるからです。
自由度を上げるということは、「自分で考える余地を与える」「裁量を与える」と言い換えることができると思います。抽象度が高いということは、相手にある程度の判断を委ねるということですから、具体的な成果物が
100%自分の思い通りのものにならなければならない、という発想を、行く分手放さなければならないものだと思います。(そうでないとマイクロマネジメントになり、双方が疲弊すると思います)
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