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資料の種類と活用法

図書

参考図書(レファレンスブック)

  • 参考図書(レファレンスブック)

対象とする分野の関係情報を記事として多数の項目にまとめ,それらを音順や体系順で排列することによって,特定の項目を容易に調べられるようにした図書.参考図書ともいう.特定の情報を求めるときに使用し,全体を通読することは想定されていない.レファレンスブックは,他の資料への案内や指示を主目的とする書誌,目録などと,事実解説的な辞書,事典,図鑑,年表などに大別される.

"レファレンスブック", 図書館情報学用語辞典 第5版, JapanKnowledge, https://japanknowledge-com.swu.idm.oclc.org , (参照 2022-01-06)
  • 目録はデータベース化されているので、そちらを使うとよい

  • 辞書・事典は、データベース(JapanKnowledge)で横断検索できる

年鑑・白書

  • 年鑑

ある特定の地域や分野について、最新のできごと、動向や統計などを内容とし、毎年あるいは1、2年おきに刊行される出版物。年報、年表ともいう。

"年鑑", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge-com.swu.idm.oclc.org , (参照 2022-01-06)
  • 白書

政府各省庁が所管の行政活動の現状、問題、対策そして将来の展望などを国民に知らせるために発行する刊行物。

"白書", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge-com.swu.idm.oclc.org , (参照 2022-01-06)
  • 年鑑・白書は、最新の出来事・動向を把握するための利用する

  • 統計を調べるときには、総務省統計局の日本統計年鑑を利用する

    • 統計データをダウンロードしたいときは、e-Stat を利用するとよい

一般書(単行本)

  • 情報が体系的にまとめられた資料

  • 入門書・概説書は、体系的に編集されており、その分野の全体像を把握するのに適している

  • 専門書は、あるテーマを深堀りしたもの

  • 入門書・概説書で全体像を掴んだあと、専門書や(後述の)雑誌記事や新聞記事を読むとよい

雑誌

学術雑誌

  • 学術論文が掲載された雑誌

  • ある分野のテーマについて、最新の議論の動向がわかる

大衆雑誌

  • 大衆向けの記事が掲載された雑誌

  • 内容は、娯楽、ビジネス向けなど多様

  • 刊行頻度が高く、新しい情報を得るのに適している

新聞

原紙

  • いわゆる新聞

  • 最新の出来事の情報が得られる

縮刷版

  • 過去の新聞をまとめて製本したもの

  • いつ刊行された記事か、わかっているときに使うと便利

データベース

  • 過去の新聞をデータ化したもの

  • いつ刊行された記事か不明のときや、あるテーマの出来事を時系列に追いたいときに便利

インターネット

デジタル資料

  • 図書館や文書館、博物館・美術館などが、所蔵する資料をデジタル化し、公開していることがある

  • 国立国会図書館も、デジタル化した資料を公開している(国立国家図書館デジタルコレクション)

  • 国立国会図書館の資料を閲覧したいときは、国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧できるか、確認する

    • 国立国会図書館デジタルコレクションには、3種類の公開範囲がある

      1. インターネットで利用可

      2. デジタル化資料送信サービス参加館で利用可(近くの公共図書館が参加館であれば利用できる)

      3. 国立国会図書館のみで利用可

ウェブページ

  • 内容が変更されたり、サイト自体がなくなったりする
    →引用するときには、最後にアクセスした日付を記載しておくこと

  • 情報の質が玉石混交

    • 官公庁やそれに準じる法人など、出どころがしっかりした情報を利用する

    • Wikipedia の利用

      • 記述は、参考程度にとどめたほうがよい

      • 参考文献や外部リンクの資料が、文献を探すときに役立つ

参考文献

  • アカデミック・スキルズ(第3版) ――大学生のための知的技法入門

  • アカデミック・スキルズ 10分講義ビデオ「効率的に情報を探すには」(竹田咲子 慶應義塾大学日吉メディアセンター)


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