見出し画像

【読書メモ】山野弘樹『独学の思考法』4

読んだ本

読書マインドマップ

山野弘樹『独学の思考法』目次マインドマップ

読書メモ

第1部 原理編 ― 5つの考える技術 第2章 分節する力 ― 情報の質を見極める①

  • 分節する力
    →要約する力と論証する力とセットで身につけるべきもの

  • 分節する力と要約する力と論証する力
    →「出発点から実際に走り出してみる」ために必要なスキル

    • 分節力は、「何が重要なチャンク(情報のまとまり)か?」を見極めるための能力

    • 要約力は、「無駄のない仕方でロジックで実現できているか?」を見極めるための能力

    • 論証力は、「抜け漏れの無い推論のプロセスによってアーギュメントを構成できているか?」を見極めるための能力

  • 論理的な思考を展開するのには、まず、他人の話に耳を傾けること
    →自分の頭で考えることではない(独断的・独善的な思考に陥るだけだから)

  • 何が重要な情報であるかを見極めることが大切
    情報の質や重要性を節目に応じて分けていく力が分節力

  • 教養書をトレーニングの場として活用する

    • 本はいつでも訓練に付き合ってくれる

    • 実際のアーギュメントを構成するための最良のモデルケースを提供してくれる

    • 印字されているので、内容を一気にパラパラ見通せる

    • ある程度ハイレベルな文章を読む

      • 哲学者が書いたエッセイ(ショーペンハウアー『読書について』)

      • 高名な学者が書いた新書(E・H・カー『歴史とは何か』岩波新書)

この記事が参加している募集

推薦図書

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。