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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
2020年11月8日 15:35
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第9章 自然主義の方へ■メタ正当化 ③▼ファイグルの正当化の分類・妥当性:原理をもっと根本的な原理から導く・擁護:帰納の原理が目的を果たすのかをチェックする
2020年11月7日 09:48
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第9章 自然主義の方へ■メタ正当化 ②・科学的実在論:科学が科学を説明する仮説・科学的実在論の問題:結局、循環なのではないかという疑問・問題に対する答え:自然主義的態度(帰納を支持。帰納を許す斉一的宇宙にいるから)
2020年11月6日 20:13
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第9章 自然主義の方へ■メタ正当化 ①・問題点:モデル作成⇒目的を達成、または、目的に近づいていることはどうわかるのか?⇒方法論のときと同じ問題が発生する・解決策:正当化の正当化 = メタ正当化が必要とされる
2020年11月5日 18:37
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第9章 自然主義の方へ■科学の目的とは? ②・戸田山和久(著者):実在システムに重要な点で似ているモデルをつくる(= 第3の立場を採る)
2020年11月2日 21:28
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第9章 自然主義の方へ■説明の本質とは? ②▼反事実的依存・法則からの演繹・原因突き止め・同一視による説明・実現メカニズムの提示⇒上記4つの共通点は「反事実的依存」(説明項が成り立たなければ被説明項も生じない関係)である
2020年10月31日 23:17
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■意味論的捉え方の長所②・科学の多様な表象を正当に扱える・表象:他のものを表現し代わりを務める 例)絵や写真、言語や文・理論が表象である必要はない
2020年10月30日 20:44
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■意味論的捉え方の長所①・抽象化:実在システムの重要なポイントはいくつか取り出して説明できる・理想化:実在システムで物理的に満たせない条件を設定して説明できる
2020年10月29日 18:34
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■モデルと実在システムの関係・実在システム:例)現実の気体・モデル:実在システムのレプリカ = 抽象的な何か(✕自然界にあるそのもの)・モデルと実在システムの関係:構造上の疑似関係
2020年10月28日 21:07
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■意味論的とは?・言語的対象:文や文の集まり・意味論的対象:言語的対象に対して「当てはまる」「真にする」という関係をもつ何か・意味論的関係:言語的対象と意味論的対象の間に成り立つ関係
2020年10月26日 21:21
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■理論についての意味論的捉え方・公理系(文の集まり)は理論と同じではなく「理論の表し方」・「モデル =科学理論」 = 科学理論の意味的捉え方
2020年10月23日 21:44
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■公理系・構成:公理と推論規則・公理化:最も基礎となる前提を公理として選ぶ・推論規則:別の文を演繹する規則・定理:公理から推論規則によって導かれた文。その分は公理系において証明可能
2020年10月21日 19:41
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第8章 そもそも、科学理論って何なのさ?■科学哲学の偏りとしての「文パラダイム」・定義:科学理論を文の集まりと考える・ルーツ:論理実証主義者・典型:DNモデル
2020年10月19日 17:27
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう■対象実在論と悲観的帰納法・対象実在論:実験で操作的介入が可能であれば、その対象は現にある・悲観的帰納法:歴史上成功した理論でも後に偽だと判明することが多く、成功は真理を担保しない
2020年10月18日 21:25
【読書メモ】戸田山和久『科学哲学の冒険』第7章 理論の実在論と対象の実在論を区別しよう■介入実在論・提唱者:伊勢田哲治・定義:対象実在論の別名。対象実在論が操作可能性を根拠(対象に介入できる/操作できる = その対象が現にある)にしていることに由来