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ラーニング・ジャーナル(アカデミック編)

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大学、学術に関する学習記録
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2021年3月の記事一覧

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第1章 論理的思考とは

■「論理的である」とはどういうことか
▼主観的ファクター
・受け手の理解を得られること
→文脈が受け手が理解し納得されること
・受け手の知識/経験に合わせた言葉で
・受け手の価値観/性格を考慮した理路設計に

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第1章 論理的思考とは

■論理の成立要件
論理には「形式要件」と「意味的要件」がある
▼形式要件
・2つ命題(主語+述語を持つ文)があること
・命題が「したがって」「なぜならば」で繋がれる
・単語ではなく「命題」を繋ぐこと

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第1章 論理的思考とは

■論理の種類① したがって
・推論型(inferance)
・形式:既呈命題+したがって+次段階の命題
■論理の種類② なぜならば
・理由づけ型(reasoning)
・形式:結論+なぜならば+根拠

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第1章 論理的思考とは

■論理そのものを知る
▼論理の全体像
・既呈命題(≒根拠)
・推論(≒思考の道筋)
・次段階の命題(≒結論)
▼論理の種類
・したがって(推論型)
・なぜならば(理由づけ型)

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第2章 論理とは何か

■論理そのものを知る
▼論理の定義
・命題構造
→ある命題(既呈命題)から推論によって次段階の命題を導く
・思考の筋道(推論)
→既呈命題から次段階の命題を導く

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第I章 論理的思考とは

1 思考とは何か
③ 思考で得られるもの
1)体系化による次元の拡大
2)因果の補足による結果のコントロール
3)時間軸の取り込み

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第I章 論理的思考とは

1 思考とは何か
③ 思考で得られるもの
1)事象の識別
→それが何かわかる
2)事象間の関係性の把握
→「原因と結果」or「無関係」
⇒1)と2)を組み合わせてアプローチすることで対象や領域が拡大・高度化

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第I章 論理的思考とは

1 思考とは何か
① 人がものを”分かる”ということ
・「思考」と「感じる」の違い
→情報や知識を意識的に加工するプロセスがない
→受動的なリアクション

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第I章 論理的思考とは

1 思考とは何か
① 人がものを”分かる”ということ
・「思考」と「思う」
→両者は能動性において違いがある
→「思考」と「思う」は別々のものではなく、情報や知識の加工度がグラデーションでつながっている

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第I章 論理的思考とは

1 思考とは何か
② 思考のメカニズム
・思考の具体的なメカニズムとは?
→情報や知識を照らし合わせたり、繋ぎ合わせたりする思考プロセスで行われているメカニズム
→情報加工:①分ける ②比べる ③くくる

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第I章 論理的思考とは

1 思考とは何か
① 人がものを”分かる”ということ
・「思考」と「思う」の違い
→「思う」は「思考」と「感じる」の中間
→意識を向けている度合いに違いがある
→能動的に情報や知識を加工しない

【読書メモ】
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
第I章 論理的思考とは

1 思考とは何か
① 人がものを”分かる”ということ
・思考とは?
→情報と知識を加工すること
→情報や知識を照らし合わせたり繋ぎ合わせたりしてメッセージを得るプロセス
→多くの知識があるほうが有利

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■教養を磨く方法
・学ぶことは知らないことを自覚することから始まる
・内面から学びたいと欲したとき、真の教養が身につく
・知ることは楽しい、その楽しさとともにあることが教養の本質である

【読書メモ】
桑子敏雄『何のための「教養」か』
第7章 教養の磨き方

■プロジェクト・リーダーの資質
▼参考となる古典③:貞観政要
・(一部ではなく)人々の意見をよく聞く
▼漢の劉邦と唐の李世民のエピソードの共通点
・広く意見をしっかり聞く
・一部の取り巻きに惑わされない