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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
2021年1月29日 11:59
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第5章 風景へのまなざし■コモンズの悲劇と資源の呪い ③▼資源の呪い・伝統的なローカル・コモンズ管理(入会管理)・近代テクノソフィアのエネルギー技術/大規模資本⇒両者の間には軋轢がある
2021年1月28日 18:38
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第5章 風景へのまなざし■コモンズの悲劇と資源の呪い ②▼資源の呪い・資源が豊かな地域が繁栄に取り残されるパラドクス・近代多数決原理がコミュニティを崩壊させる・利益がコミュニティではなく事業者にもたらされる
2021年1月27日 19:14
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第5章 風景へのまなざし■コモンズの悲劇と資源の呪い ①▼コモンズの悲劇・共有地・共有資源の合理的獲得競争⇒結果として、資源枯渇や環境汚染を引き起こす⇒(筆者の問い)どう回避すればよいのか?
2021年1月26日 06:22
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第5章 風景へのまなざし■選択の結果としての危機 ②▼風景が変貌した結果・以前存在した美しい風景が崩壊・生き物の多くの種が失われ、多様性が失われてた⇒しかし多くの人が失われたものが失われたことに気が付かない
2021年1月23日 19:44
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第5章 風景へのまなざし■選択の結果としての危機 ①▼1960年を境に風景が変貌・高度経済成長期・新幹線/高速道路が整備される・小学校にはプールができる・1964年には東京オリンピックが開催される
2021年1月22日 18:07
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第5章 風景へのまなざし■変貌する風景・風景:人間がよかれと思った行為で変貌してしまう・国土繁栄と利益の価値:災害対策+経済発展⇒その約束によって、美しかった風景の価値が忘れられ、美しいふるさとが喪失される
2021年1月21日 18:15
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第5章 風景へのまなざし■行為の選択と風景・選択の基礎:風景をどう捉えるか?⇒そのため「風景をどう捉えるか?」もまた教養を構成する・風景:意味を読み解かれる偉大な書物
2021年1月20日 18:55
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第5章 風景へのまなざし■所与としての風景 ②▼地球を認識する・感覚器官が結んだ像=置かれた環境・環境認識の起点:所与としての風景=ふるさとの原風景▼風景体験の重要性・一人ひとりに固有であるが、他者とも共有できる
2021年1月19日 18:16
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第5章 風景へのまなざし■所与としての風景▼人類の選択・地球/地球上に生きるもの/人類の未来は人類の選択にかかっている・未来に向けた選択を誤らないようにするには、地球(環境)をしっかり認識しないといけない
2021年1月18日 17:18
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第4章 ソフィアとフロネーシス■オイディプスの選択▼ソフォクレス『オイディプス王』・聡明で賢明な選択の末に悲劇的な結末を迎える・人間は選択を誤ることがあるが、選択することから逃れることはできない宿命にある
2021年1月17日 07:31
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第4章 ソフィアとフロネーシス■メガテクノソフィアの時代へ ②・ネットワークとロボット/AIの連動⇒自律的に判断する、人工の疑似フロネーシスとなりうる
2021年1月16日 20:57
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第4章 ソフィアとフロネーシス■メガテクノソフィアの時代へ▼科学技術と社会の不調和・インターネット:外部記憶装置(個人の認識を超越した巨大知的装置)・SNS:書く行為の変容(拡散に伴う利便性とリスク)
2021年1月15日 19:06
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第4章 ソフィアとフロネーシス■テクノロジーとソフィアの統合 ②▼近代テクノソフィア・近代テクノソフィアがもたらした結果は「想定外」・フロネーシスが近代テクノソフィアの備えとなりうる・そのようなフロネーシスは存在しない
2021年1月14日 19:05
【読書メモ】桑子敏雄『何のための「教養」か』第4章 ソフィアとフロネーシス■テクノロジーとソフィアの統合・近代西洋科学技術は「テクネー(技術)」と「ソフィア(学問的論証能力)」が融合したもの⇒筆者はこれを「近代テクノソフィア」と名付ける