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LUXER MOONをアジャイル開発する

どうも、国武凜です。
1月1日深夜1時、僕は我が校「近畿大学」にいます。24時間空いているからです。
そこらへんのイベント大好き人間とは違って、年末年始関係なく圧倒的に勉強して、できることの全てを行動して、LUXER MOONを丁寧に育てていきます。2023年もこんな変人をよろしくお願いいたします!!

ということで今日は 「LUXER MOONをアジャイル開発する」というタイトルで、2022年11月19日に本格スタートした僕のピアスブランド「LUXER MOON(ルクサームーン)」を今後どう展開させていくか、そういったところのお話しをしたいなぁと思います。

ウォーターフォール方式とアジャイル方式

フィジカルアセット、デジタル製品などの開発手法には主に2種類あります。
・ウォーターホール方式
・アジャイル方式
まずは簡単にウォーターホール方式とアジャイル方式について説明していきます。


【ウォーターフォール開発】

ひとつひとつの工程がすべて完了してから次の工程に進む開発手法。ウォーターフォール開発は、どんなものを作るのか最初にすべてを決定してから製造に入るため、ゴールが明確である。ゴールに到達するために、必要なエンジニアの数や作業時間、量などを把握できるので、スケジュール管理がしやすい。
ウォーターフォール開発は、時間をかけて完成度の高いシステムを作る方法なので、市場や状況の変化に合わせて常に新しい機能の追加が必要なシステム開発には適していない。

【アジャイル開発】

アジャイル開発ではチームを組んで、それぞれの開発の工程をひとつずつ分けて小さな単位でイテラティブ(反復)させながら完成させていく。クライアントの要望や変更などは開発期間中ならいつでも取り入れられる。アジャイルの言葉通り、素早くニーズに合わせて機能を変更・ブラッシュアップしながら完成させる方法。
全工程が完了していなくても反復(イテレーション)ごとに機能をリリースできる。 スピード感のある開発や新機能の提供ができる点が大きなメリット


ここまで、それぞれ、どう違うのかをみてきました。

ウォーターホール方式は従来の開発手法で、ブランド構築やCI(コーポレート・アイデンティティ)構築など、長期的かつ大規模なデリバラブル(完成品)に対してのアプローチです。
一方でアジャイル方式はかなり最近の手法で、これはウォーターホール方式の「変更に対応できない」というデメリットを補う形で生まれた手法です。アジャイル方式のメリット・デメリットは以下の通り。

メリット
①柔軟性がある
アジャイル(Agile)は、「素早く、機敏な、明敏な」という意味です。その名の通り、変化に機敏に対応できるというのがこの手法の1番のメリットで、現代にあった手法でもあります。
②進化の余地がある
もうひとつ現代的かつかなり強いと思うポイントは「非完成版をリリースできる」という点です。ブランド・アイデンティティは従来、創業者が全てを構築して完成品となってからフォロワーの前に出されますが、アジャイル手法を用いることでフォロワーと共に世界に打ってでるブランドのアイデンティティを構築できる。早めにフィードバックを得て随時改良したり、その経過報告を投資家に提示し潜在的な可能性を感じてもらうことで多額の投資を引き出すこともできます。

デメリット
①当初のプランや目的とズレることがある
最初の目的・方針を定期的に確認して開発を進めていかないと方向性がブレてしまう場合があります。その結果コストが大幅に高くなる可能性あり。
だからこそ、目的やブランド・アイデンティティが大切となってきます。
②コミュニティ運営能力が求められる
完成までのプロセスから多くのフォロワーを巻き込みフィードバックを得るため、時にフォロワーの意見を無視したり排除しなければいけない場面が出ます。その時に、ネガキャンされないようフォローに立ち回ったり、排除した理由をきちんと説明することにコストをかけるなどのコミュニティ運営能力が必要になってきます。この能力がないと、フォロワーにブランドが駆逐される可能性が生まれるのです。

目的は、プロセスにフォロワーを巻き込むための未完成かつ継続的な進化が見込めるブランドにすること。スケールする可能性をそこに秘めること。
アジャイル方式は、現代を乗り越えるツールの一つです。

LUXER MOON×アジャイル開発

一度作ったら終わるブランドではなく、絶え間なく変化するブランドが土台となるこの開発手法は、そのブランドの定義と目的が重要になってきます。

アジャイル方式のデメリットである「当初の目的・指針とぶれる」ということを避けるためにLUXER MOONがしなければいけないのは、「なぜLUXER MOONは存在するのか」「LUXER MOONが成し遂げたいことな一体なんなのか」ここを明確にし、フォロワーときちんと共有することです。

ブランドの存在意義や価値観の総称を「ブランド・アイデンティティ」と呼びますが、2023年僕がやるべきことはLUXER MOONのブランド・アイデンティティを強固なものにすること。ロゴ制作はその次の段階にあります。

しかし、ブランド・アイデンティティすらもフォロワーと共有し、フィードバックをもらい、適宜改良していくつもりです。
僕は「LUXER MOONの旅路」という小さなコミュニティを運営していますが、今僕がやっていることは「ブランド名の由来に対するフィードバックをいただく」です。


LUXER MOONの旅路


「いやいや、ブランド名の由来って創業者が考えるものであって、顧客が創る物じゃないでしょ…!?」

その考えが、ウォーターフォール方式的考えです。
ブランド名の由来からフォロワーと構築していく。これがLUXER MOONのやり方です。

目的は世界に届けること。それが成し遂げられるのであれば、開発手法はなんだっていい。やってやります。

現場からは以上です。

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