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毎日幸せ、と思える幸せ|育児日記

2023年9月に長女くんちゃんを出産。穏やかでちょっとおかしな夫ゴジくんとともに育児に奮闘する日々を綴ります。

2023/11/26 2m11d

毎日幸せだ。毎日幸せと思える日がわたしにもやってくるなんて、という驚きすらある。この幸せをもたらしてくれている育休制度を作ってくれた人々、ダブル育休の概念を広めてくれた人々にお礼を言って回りたいほどだ。時間やタスク、目標、他者からの評価にも追われず、ひとまずお金の心配もない。大好きな夫と、日に日にかわいさが増す娘と、家族三人で穏やかに暮らす。明日も明後日も明明後日も、この生活が続いていく。これ以上の幸せがこの世にあるのだろうか。しかしながら、この幸せにはいつか終わりが来ることは明白だ。ゴジくんの育休は年内いっぱいだし、ワンオペ育児が始まれば余裕綽々でなんていられない。くんちゃんが成長するにつれ、大変さがかわいさを上回ることも往々にしてあるだろう。だからこそ、今この瞬間の幸せを最大限に受け止め、抱き締められるのだ。二度来ない今日というなんでもない日。くんちゃんの人生で一番赤ちゃんなこの瞬間。すべてが愛おしい。

昨日は移動で疲れたし、外は寒いし、ゆっくり過ごそうと決めていた今日。くんちゃんもほどほどにご機嫌だったので、映画を観ることにした。なんとなく思いついた『塔の上のラプンツェル』。ディズニー映画はいい意味で集中して観る必要がないし、ハッピーエンドが約束されているし、いずれ子どもと観る予習にもなるし、ちょうどいい。最近は時代に合わせて主人公が「王子様に守られるお姫様」から「自ら人生を切り拓く逞しい女の子」 になってきているのもいい。まあ、普段はほとんど観ないからわかったようなことは言えないのだけど。とにかく、なんとなくで観始めたラプンツェル。とっても素敵なお話と映像、そして音楽に心が洗われた。が、気になったことがひとつある。ラプンツェルを軟禁していたあの人は、なんのために若返りをしていたんだろう。若く美しくあり続けること、老けずに変わらないでいることにこだわっていたようだけど、有限の育休然り、終わりがあるからこそその美しさって光るのではないだろうか。老いていくこと、それに伴って人生の季節が移り変わることも、美しいと思うよ、わたしは。幸せは人それぞれだけどね。

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