3-7営業日ってなんだよ

このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。

備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。

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本文は以下より。

早いものでそろそろ半期が終わるということもあり、期首に発表したことを思い返していました。

覚えているかな？

今期はどんなことにチャレンジして、どんな合言葉をつくったのか。

◾️チャレンジ

・営業利益1億円
・5つのテストマーケ
・メンバーへの投資

◾️合言葉

相手が驚く普通の基準
ー　マリサプライド
ー　無理難しい
ー　独創集団

当日の動画はこちら

この「チャレンジ」は、どちらかというと経営陣のコミットの内容だと思うのですが、「合言葉」はみんなの心でしっかりと噛み砕いて欲しいと思っています。MVVのことも考えなくてはいけないし、今期のテーマもとなると頭が混乱するかと思いますが、まずは思い返す作業からしてみてください。

さて、今回は「3-7営業日ってなんだよ」について書きたいと思います。

現在、マンションナビチームの中途採用を実施しています。

1月11日に開始をして40名の応募をいただきました。

未経験可能(マーケ)というのが炸裂したのか、応募がやみません。

少し脱線しますが、今回【未経験可のマーケ】を募集してみて思うのは、多くの求職者さんたちに対して「そんな考えだとどこも通用しないよ？」と強く感じます。

未経験可で募集しているので実績がないことは当然ですが、ほとんどの人がなにも学んでない（学ぼうとしない）、行動してないんですよね。やる気だけは見せるけど、それを裏付ける行動が誰もない。ほんと、びっくりするほどです。

入社したら、自分のサイトを立ち上げてなにか発信（販売）をしようと思っているという謎の意気込みも多いです。物販なら、BASEでも使ってやってみれば？と思いますが、そもそもBASEを知りません。

中でも、この意気込みが最多です。

「マーケがやりたかったのに、未経験では書類審査に落ち続けてきました。でも、今回やっと面談できました。貴重な機会をありがとうございます！！！！」

ところで、そんなチャンスを目の前にしたあなたは、今なにか努力をしているんですか？と聞いても、えっと、それは、これからです！（が、なにか？とさえ聞こえてしまう）

マーケのポジションで採用してもらえたら、マーケの知識や経験が舞い降りてきて、かっこいいマーケティングパーソンにでもなれると思っているのかもしれません。

現実はそんなに甘くないですよね。

言い方がきつくて申し訳ないですが、だからこそ、真剣に勝負している人たちは這い上がりやすい時代なのかもしれません。

うちのメンバーが転職するにしても、そんな風にならないことを祈ります。（転職の勧奨ではありません）

だいぶ心の声が漏れてしまったのですが、本題に戻します。

たくさんの応募をいただき、書類選考もなしに面談をしまくっている現状ですが、そこで驚愕しているのが、

『求職者さんたちのレスの遅さ・または無視』

在職中であったり、他にも多数応募をしていることくらいは理解していますが以下の通りです。

・応募いただいたにも関わらず、音信不通
（40人中、9人は返信がないことによる強制辞退です。レジュメはもらっているので、名前も現職もわかっちゃうし、匿名でバックれているのとわけが違うのですよ。匿名でもよくないけど）

・応募からの日程調整の連絡が遅い
（基本書類審査なしなので、応募した瞬間に一次面談確定にしています）

・一次面談通過者の日程調整の連絡が遅い
（一次面談の通過者には一次面談の際にその場で二次面談を確約することを伝えています)

そりゃ、普通に働いていたら、平日に時間取るのはなかなか厳しいよね？と思われる方もいるかもしれませんが、土日も朝も、夜も日程調整OKにしています。

間に入ってくれている人材会社のせいかと思い、確認したところ、

「今はメッセージが返ってくるのに3-7営業日が普通です」

とのこと。

にも関わらず、面談をしていると、2週間後、1ヶ月後の月初から働きたいです！可能でしょうか？とか言います。

この人、マジか。（と、いつも心で叫びます）

こういった現実（3-7営業日の当たり前）に対して、はい。そうですか。と素直になれない自分のややこしい性格は重々承知の上で書きますが、

それは、一体、誰にとっての普通、当たり前なん？

ということを、これを読んでいるあなたは疑問に思う人であって欲しいと思います。

（誤解のないように伝えると、すぐに面談できないことに対して嘆いているのではありません。面談の日程が先でも別にいいんです。とにもかくにもやりとりの遅さに嘆いているんです）

世の中には、なんとなく当たり前（っぽいこと）、なんとなく常識（っぽいこと）がありますが、こんなくだらない当たり前に流されてほしくないのです。

周りがそうだから。ということではなく、自分はどうしたいのか、どうするべきなのか。ということを自問自答し続けてほしい。

えっ？それ、普通だよ？という低レベルな生ぬるいことに気が付かないで生きていくのは、残念でなりません。

最終的にはその人の人生なので勝手なのですが、期首にも伝えた通り、マリサでは当たり前の基準を圧倒的に上げ続ける集団でありたいと思っています。そのためには、今の自分たちの当たり前を理解していかなければなりません。

あなた（我々）の当たり前レベルは低くないですか？大丈夫ですか？

今期の合言葉は「相手が驚く普通の基準」です。

最後に、あえて今回の件を「自責」として捉えるのであれば、求職者の方々にとって弊社の魅力が薄いのかもしれません。コーポレートサイトの発信内容の見直しや人材の企業に対してのアピールなど、もっとできることもあるのかもしれないなと感じた部分もあります。

今週もよろしくお願いします。

追記（というか単なる共有までに）

求職者の方々が、こぞって聞いてくる質問があります。

こんな感じで答えていますが、傾向としては受け身のスタンスの人に多いような気がしています。

・入社までにやっておくべきこと

→　ないです。そもそも不動産とITに興味がなければ続かないと思います。

・入社後、どうやって仕事を教えてもらえるのか

→　OJTがメインです。ただ、新卒ではないので仕事を教えてもらうというスタンスが強いと、うちには合わないかもしれません。

・一日のスケジュールを教えてください

→　一日の代表例を説明しても意味がないと思いますが、マンションナビというサイトがどうしたらもっと成長するか、もっと稼げるようになるかを考え続けることが仕事なのでそのために必要なことを全部してもらう予定です。営業はしたくないかもしれませんが、不動産会社さんにも行ってサービスの説明もするし、サービスのフィードバックももらうし、サイトのコンテンツ構想も改善策も手を打つし、ユーザーインタビューも、外部との打ち合わせもなんでもします。なので一日のスケジュール説明しても役に立たないかもしれません。（こんな話をしているとだいたい顔が引いてます）