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このnoteは、週の初めの月曜の全体MTGの際に私が社内のメンバーに対して伝えていることを、可能な限りありのまま掲載しているものになります。日記的な役割もあり、同じようなリーダーや経営者のみなさんに少しでもお役に立てば嬉しく思います。

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最近、直接お会いした際に「note見てるよー!」と言っていただけることが増えていて、嬉しい、恥ずかしい感じです。なおかつ自分が思っているよりも、真剣に見ていただいているなという気がしています。少しでも役に立てるよう、考え続け、行動し続け、書き続けようと思います。

ここからが本題です。

今週の注目バリューは「伝える・伝えられる覚悟」にしましょう。

※弊社ではバリュー浸透プロジェクトを実施中です。

一般的には、先輩が後輩に対して指導する。指摘する。という場面が多いですよね。それを否定するために「社歴が浅くてもガツガツ先輩にはっきり物申せ」ということだけを伝えたいバリューではありません。

会社全体として、声を挙げやすい環境、雰囲気づくりに気をつけること。もちろん、言いづらいことでも「本人のため」に(上下関係に関係なく)しっかり伝える努力を怠らないこと。要するに年数や年齢に関係なく、気がついたことは言い合うという意識を常に持ちましょうという意味で掲げています。

とはいえ、言いづらいですよね。だからこそ、そこから逃げちゃダメなんです。思っても言わないのは超簡単。裏ではコソコソ言えます。それが人間。だからこそ、あえて掲げています。何度も言いますが、迷ったら、茨の道、面倒な方へ進もう。

2016年頃にも同様のことを考えて「本音の会」というものを開催しました。結果は散々。「私は聞きくたくないから参加しない」「人に言うのなんて無理、匿名なら」「言うのも言われるのもいいけど、耳には入れたくない」ということもあり、全体ではなく幹部だけでやりました。それでも緊張したし、相当の勇気が必要でした。でも、結果的に日頃思っていることをちゃんと伝えることができた。誤解を解くこともできた。言われたことを意識できるようになった。得られるものは大きかった気がします。

そこから現在は言葉が変わってバリューになっているのですが、これらをもう少し噛み砕くと、相手のこと気にしていますか?ということなのかもしれません。単に好き勝手文句を言おうということではありません。

ここがもっとも重要。伝える覚悟、伝えられる覚悟を持つということは、自分中心過ぎては成り立たないんですよね。自分が中心で伝える場合は、自分にとって不快、不満なことにしかなりません。これはただの文句です。

この話しの前提は、個人最適ではなく全体最適です。あなた個人の快適か不快かだけではダメです。全体最適とは、会社やチームやサービスがより良くなるために発信するかどうか。ここは履き違えないようにしてほしいと思います。

今、周りを見ることができていますか?自分中心過ぎてはいませんか?そもそも個人最適ではなく全体最適の視点で考えられていますか?

全員で意識をして、伝える勇気を持ち、伝えられる覚悟を持ち、人として成長できればと思います。

さて、前段が長くなりましたが、今回の話しは「8月31日という日にどれだけこだわったか」
※8月31日というのは、弊社第13期最後の日です。

改めまして、第13期お疲れ様でした。

途中から入ってきたメンバーも、育休から戻ってきたメンバーも、一年通して戦ってくれたメンバーも、本当にお疲れ様でした。

第12期とは打って変わって成長を実感した一年でしたが、これも11期、12期に仕込んでいたものがあったおかげです。100%自分たちの実力ではないということは真摯に受け止めましょう。

テーマに戻すと、8月31日という日を圧倒的に意識した人たちはどれくらいいるでしょうか。

月末という意味もありますし、第四Qの最後、一年の終わりという意味もあります。

絶対にこの日までに終わらせよう、13期の仕事を14期に持ち越したくない、絶対に最後の最後に達成するんだ・・・

8月31日も普段通り、はい、終わり。残りは明日ー!みたいな感じではなかったですか?

持ち越したのがいけないと言っているのではなくて、どれだけ最後の最後まで勝ち(目標達成だけでなく)にこだわって仕事していますか?というあえての問いかけです。

8月31日という、月末であり、第四Qの終わりであり、今期末であることは全員が把握をしている中で、ここがいつもと変わらない木曜日だったとすると、会社全体として期限や目標に対する意識が低いのかもしれません。

何度も言いますが、単なる数値目標へのこだわりを言いたいのではありません。中途半端になっていて来期に持ち越したくないな。来期からしっかりスタートしたいな。今期中に結論を出したいな。など、定性的なものも含めてです。

これは、単に個人に委ねる問題ではなく、雰囲気、意識づくりの工夫の仕方を会社全体として変える必要があるのかもしれないと考えています。

時間は有限です。一人ひとりの時間に対する考え方、使い方がより良いものになれば、個人の成長も会社の成長も間違いなく上向きます。たった一日、一時間くらい。誰かがそう思った瞬間に、おそらくずっとそのままなんだと思います。


ここで、とある質問を投げかけました。内容は内輪なので表に出す内容ではないのですが、社内で起こっている異変に誰か気づいていますか?考えてみください。月曜日に答え合わせしましょう。という問いかけです。


今、マリサ(弊社の略称です)に在籍してくれているメンバーがなぜマリサで働くことを決断してくれたのかを考えることがあります。もしかしたら深い意味はなく、たまたま受けたら受かったからという人もいるかもしれません。決してそれは悪いことではありません。

私としては、選んで入ってきてくれたからには絶対に後悔させない、何年後でもいいからマリサに入ってよかったと、どこかで思わせたい。そんな風に思っています。たとえその時一緒に仕事をしていなくてもです。

それはどうしたら実現できるか、ずっと手探りではあるのですが、こちらから一方的にできることは限られていて、やはりみんなには「勝ち」にこだわってほしいと思っています。

「勝ち」は目標達成だけではなく、絶対に終わらせるんだ、絶対にあっ!と言わせるんだ。という期限や期待値を超える「勝ち」も含めてです。

ベンチャー、少人数の会社の楽しさって、このいろんな「勝ち」、しかも自分だけじゃなくて周りのメンバーの「勝ち」も含めて、数多く近くで実感しやすい部分なのではないかと思っています。

伝わりづらいかもしれないですが、全員でこだわり続けることができたらきっとわかってくれる日がくるはずです。

ただし、勝ちにこだわり続けるということは、その分、悩み、葛藤が増えます。絶対に。一方で、全員が本当にこだわっているとすれば、周囲もその悩み、葛藤の気持ちがただの同調ではなく手に取るようにわかるんですよね。だからサポートやアドバイスが具体的になる。私だけ悩んでいる。苦しい。という状況にならないはずです。この違いは本当に大きい。

この、単なる同調ではなく、同じような経験をしている集団になれるというのがとっても大事なことです。

みなさんは個人事業主ではないので、組織、チームの魅力はこういったところにあります。

我々は、どれだけ素晴らしい結果が出たとしても、翌月、翌年にはさらに上を目指さなければいけないわけで、多少結果が出たからといってずっとそれを続けたらいいということではありません。

市場は暴力的です。現状維持はすなわち後退です。

だからこそ、全員で「勝ち」にこだわり続けなければなりません。

おそらく、働き続ける以上、一生。

8月31日は、わかりやすいので例に出しましたが、これからは毎日、毎週、毎月が勝負です。その積み重ねが一年でしかありません。

14期、改めて全員で「勝ち」にこだわろう。

今週もよろしくお願いします。

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