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フリーランスになるかどうかはメリット・デメリットで決めるな!独立するときの正しい判断方法

最近「働き方改革」が進められる中で、働き方やお金の稼ぎ方が変わってきましたよね!
自宅で働いたり、個人的に副業を初めてみたりと、皆さんにも「働く」という事に関して変化があったりするのでは??

そんな中、僕の周りでは「フリーランスになりたい!」という人がめちゃくちゃ増えており、「実際どうなのよ?」と聞かれることも多くなってきました。
皆さんの中にもフリーランスになろうか悩んでいる方はいらっしゃるかと思います。
そしてフリーランスになってどんな良いことが起こるのか知りたい方も多いはず!!!

ですが、ちょっと待ってください!
今あなたが知りたいのはフリーランスのメリット・デメリットじゃあありませんか??
そして、メリット・デメリットを比較してフリーランスになるか決めようとしてませんか?

それってすごく危険です😱
僕の経験上、フリーランスになるかどうかを決めるときに大切なのは、そこではないです!!!
フリーランスになった方とそうでない方の会話を聞いていると大体がメリットデメリットに終始していたり、YouTubeやブログでもフリーランスのメリットデメリットについてのまとめがとても多く出回っています。
もちろん、メリットやデメリットをしっかり見比べて、自分にとって有益かどうか判断する事もとても大切ですよね!
ですが、それらを見る度に僕は少しの違和感を感じていました🤔
なぜならメリットだけを追い求めてフリーランスになっても、うまくやっていけるかどうかはまた別問題だから。

とはいえ、刺激が欲しかったり、年収を上げたかったりといった悩みを持ち、フリーランスになるか日々悩んでいる人も多いかと思います💦

僕も会社員時代、フリーランスになるべきか悩んだ時期がありましたが、ある考え方で判断したらスッキリと答えが出ました。
今日はそんな、独立する時の正しい判断の仕方をお教えします。

フリーランスで上手くいかなかった人たち

その前にまず、なぜメリット・デメリットで判断すると失敗するのかを僕の友人達の経験談で紹介しますので参考にしてみてください!

Aさんは年収を増やすためにフリーランスになったものの、人とのコミニケーションが大好きだった為に、1人で作業したり1人で考えることがあまりにも苦痛になってしまい結局会社員に戻りました。
年齢が上がっていたこともあり、戻った先は以前よりも小さな会社になってしまったそうです😭
Bさんは自由に立ち振る舞うフリーランスに憧れて独立を決心しました。
ところが、フリーランスになったはいいものの、自分の売り出したいものやスキルなどがはっきりせず、うまく営業できずに結局会社員時代よりも収入が減ってしまいました。
今は会社員に戻り、日々奮闘しています。
Cさんは最近流行りの動画制作で年収を上げるためにフリーランスになりました。
ところが特定の仕事を延々と受けているうちに、自分が機械のように扱われているのではないか、といった疑問を抱くようになってしまい、動画制作の仕事をやめアルバイトをしています。
Dさんは年収を上げる為に独立し、数多くの案件を受注してどんどん稼いでいました。ですが、そのうち自分で管理しきれなくなってどんどん仕事が雑になってしまい、最終的に収拾がつかなくなってしまいました。
すっかり自信をなくし、今は休養をしてます。

こうしてみると世の中で話されているメリットデメリット、つまり利を得られるかどうかという話は、その人がフリーランスとしてやっていけるかどうかと言う点を論点にしていないことが多いのです、、

正しい判断方法!

ではフリーランスという選択肢があった場合にどんなことを判断材料にしたら上手くいくのでしょうか。

実はとても簡単な判断方法があります。
それは「会社員と言う働き方に、工夫や努力では乗り越えられない障害があるかどうか」という判断方法です。

上記で紹介したように、利益の為にフリーランスをはじめると失敗することが多いです。つまり、
+を得るためにフリーランスになるのはどうか!?
と考えるのではなく
-を減らすためにフリーランスになるのはどうか!?
と考えるんです。

ここには天と地の差があります。
どんなにメリットがあったところで、人間は辛いことがあると続かないのです😩
逆を言うと会社員という働き方に辛い障害があった場合、それを乗り越えるための選択肢としてフリーランスを選ぶとうまくいきます!
なぜなら会社員という働き方では障害があると分かっていますし、利益を得るための立ち振る舞いではなく、障害をなくすための立ち振る舞いでフリーランスの活動が出来るからです。
メリット・デメリットだけ見てフリーランスになると、地図もなく宝探しする事になります。
逆に会社員でいる時に障害となるものが分かっていると、それがどんなフリーランスを目指すべきかという地図になります。

つまり、あなたにとって心のストレスが減っていく働き方に自然となるんです。

僕が判断した事例

ここで実際に僕が判断した内容を例としてあげますね!

僕は体が大きいのでオフィスの椅子や机は基本的にあいませんでした。このために何度もぎっくり腰を経験し、常に腰痛を持っていました。
ですが会社に対してオフィス家具の種類を変えるなどとは言えません😭

体が大きいので都心から少し離れた広めの部屋を借りなくては辛くて、出勤時間も長めでした。
その上、電車なども身長が高いとそれだけでストレスがあり、花粉も手伝って出社は僕にとって最大の苦痛でした🤮

濃い味のものが苦手なので、外食も口に合わず自炊がしたかったのですが、会社の勤務時間と通勤時間を考慮すると、その時間を作るのは不可能でした💦

また僕はどちらかというと職人気質で、マネージメント業務などよりも、知識の必要な作業をコツコツ進める方が向いていました。
ですが会社で長く働くとおのずとマネジメント要素が多くなってきます。
会社で出世をするためにはどうしても管理職にならなくてはいけません。
つまり稼ぎ多くするためには自分の特性を殺すしか道がありませんでした🙈

また、小さなことが気になりいつも疲れていました。
飲み会なども常に気をつかってしまい心から楽しめるものではありませんでしたし、出世すればするほど苦手なコミニケーションが多くなっていきます。
外食が苦手なのに飲み会なども多くなってきたり、マネジメント要素が強くなると周りに気配りをすることも多くなります。

こうした身体的な苦労を乗り越える為にフリーランスで働くのはどうだろうか、と考えたところ、それが最善の道でした。
今でこそフルリモートの仕事も多くなってきましたが、当時はフルリモートで働くにはフリーランス一択だったことも手伝いました。
またフリーランスであればマネジメント能力ではなく、一定の仕事の質を上げることで稼ぎを高くしていくという方法が見えたのも理由です。

現在僕は週4しか働いていません。
午前中は運動と好きな事をして過ごしています。
付き合いたくない人と関わる仕事・自分が擦り切れるような仕事は即座に退散していますw
毎日大好きな料理をして、ゆっくり食事しています。
そしてセンシティブすぎるところがあるので、休みたい時は問答無用でたくさん休んでます!笑
こうしたメンタルや健康の管理も会社員ではできませんでした🙂

フリーランスとして成功している Haruna さん

インスタやYouTubeで情報発信している友人の Haruna さんも上手にフリーランス生活を送っています。
彼女の場合、別に今回紹介したような判断をしたかどうかは分かりませんが、結果的に同じ判断をしたんじゃないかな、と思っています。
彼女はかねてから旅行が大好きで、自由に色々なところに行きたがっていました。
ですが会社員だとそれは実現不可能ですよね💦
結局のところ、彼女の理想の働き方や目標を考えると会社員という働き方が障害になったのだと思います。
「旅するフリーランス」のキャッチコピーで活動している彼女は、いってみれば会社員という構造で障害にぶちあたっている、同じような旅好きさんを助ける活動を行っているわけです!
すごく魅力的なので、彼女の活動も是非参考にしてみてください!

会社員という構造に障害があるかという考え方

このようにメリット・デメリットで考えるのではなく、会社員という働き方に自分の健康や意欲に対する障害がある・あるいは自分の人生目標を達成する上での障害があるかどうか、という視点で考えてみてください👌
そしてその障害が努力や工夫ではどうしても乗り越えるのが難しそうだった場合、フリーランスになれば解決できるかどうか?と考えるのがベストです 🙌

もしあなたがフリーランスになろうか悩んでいて、その理由がこうした障害を乗り越えるための理由でなかった場合、おそらく選ぶ基準は利益の大小だと思います。
ですがこれは、言ってしまえば会社にいても解決できることです。
例えばフリーランスになったら年収4,00万から8,00万に増えるかもしれません。
ですが、会社員でがんばっても年収8,00万は目指すことができます。
「楽にお金を稼ぎたい!」という気持ちもあるかもしれません。
そして時に企業やインフルエンサーは自らの収益のために「フリーランスになって楽にお金を稼ぎませんか?」と囁いてきます。
ですがそんなものあるわけないのです。

あるのは「苦労はあるけど、会社員よりもストレスなく暮らしお金を稼ぐ」という方法だけです。
メリット・デメリットで考えるのではなく、障害の有無で考えることで、この方向性が自然と見えてきます🙂
もしあなたがフリーランスになるかどうか悩んでいたら、是非気持ちよく過ごせる毎日を想像して、このように考えてみてください✌️

そして、フリーランスになろう

Haruna さんの例もあげましたが、僕の周りでフリーランスを上手くやっている人は、みんな『会社員ではできない過ごし方』をしているように思います。

好きな時に都市を跨いで暮らしている方
資格取得の講習を受けながら働いている方
育児や介護をしながら働いている方
数種類の仕事を少しずつ楽しんでいる方
自分の特性を生かした暮らし方をしている方

それぞれ会社員という構造では障害があってできない過ごし方です。

もしあなたがこれを読んで「フリーランスになるメリット」ではなく「会社員でいる障害」に気づけたのなら、少しずつ準備を進めてみてはいかがですか??
簡単です、まずはなんで自分がフリーランスに憧れているのか考えてみてください。
そして、それが会社員という働き方がもたらす障害から来るものなのか、確認してみてください。
僕でもできたので、楽勝ですよっw

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