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ボタニカル哲学(105)中庸の徳(二)

美味しい食べ物は、度を越せば胃腸をただれさせ骨をボロボロにする毒であるが、腹半分なら害はない。
また、楽しい出来事は、度を越せばその身を持ち崩し徳を失わせるはしわたしとなるが、そこそこなら後で後悔することはない。

つまり、何事も半分程度で十分だという生き方こそが生涯の幸せの基本となるということ。

言い換えれば、活人は腹八分、分相応という生き方を実践している人だろう。

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