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ボタニカル哲学(34)慢心が道をさえぎる

利益を求める気持ちは必ずしも善なる心を損なうわけではないが、自分なりの思い込みが善を蝕む害虫になりかねない。
名声や色情は必ずしも修行の道のさまたげになるわけではないが、かえって聡明であったり、謙虚に欠けることが、修行の道の妨げとなる障害物のようなものである。

つまり、君子の心根は、大志を抱いて、拘らず、囚われず、謙虚に真面目に誠実に。

言い換えれば、君子は、清心万能、邪心万危を知る。


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