「覚える」では無く「覚えていた」と言おう

どうも~理系の助手です

暗記を悪だという人が最近多いと思います。「理解しないと意味が無い」とか「暗記しても根本が分からないと意味が無い」とか。これ、私は否定するつもりはありません。確かに昔は私もそっち考え方だったので。でも今これを書いている私は順番が違うんだなと思ってます。もちろん理解も必要だけど暗記も重要だから、どっちもって思うと大変なので、私なりに順番を付けたんです。暗記をしてから調べて理解する。これがきっと正しいんだと思います。もっと噛み砕くと知ったかぶりをして、どこかで間違えて、悔しくて調べて、その過程で理解する。このプロセスを経て「覚えた」と言えるのではないかと。そして時間が経って「覚えていた」になり始めて知識として活用できるんです。

この「覚えていた」までのまず第一歩の「知ったかぶり」を多くの人が記憶術として話しているのです。なので私も第一歩を話して使って下さることを願います。

記憶術って世の中に沢山有りますよね。そして、どれも自分より遥かに優れた人がやってることで、当然なんですけど、でもどこか自分とは違うからと、出来なかったら自分がダメな奴なのかと思えてきたりと。

なので東大とか慶応とか行って無いけど、だからこそ多くの人と同じ目線で言えると信じて書きました。

そしてこの方法がダメだったら気軽に捨てて違う物に手を出してみてください。記憶術はシステムで道具です、結果的に記憶できていればどんな方法でも良いんです。

暗記をするときに私がやっている方法を紹介したいと思います。

知識はつなげて意味をなす

小題の通りですが、知識のそれぞれの繋がりを意識します。

繋がりと言っても同じ分野である必要は無いです。手順は簡単

1>覚える必要があることがら
2>単語、フレーズを思いついた形に分解若しくは拡張・合体
3>分解・拡張した時点で知ってる事と繋がる(2とほぼ同時)

具体例を挙げると
1>Guilty(ギルティ)
2>ギルティクラウン
3>アニメ「ギルティクラウン」

ギルティクラウンというアニメ知っているでしょうか?

昔私はこれで意味を覚えたのを覚えています。

ちょっと悲しい内容なので途中で見るのを止めてしまったのですが、、、

でもこれで「ギルティクラウン=罪の王冠」で覚えられます。アニメを思い出して英語を覚える。最高じゃないですか?

これクラウンが王冠である特典も付いてきます。

そして繋がりは誰かが作った物ではダメです。
(作られた繋がりに納得出来たり、同じ事を思ったなら良いのですが)

基本はオリジナルで自分の中にすでに存在する知識とつなげます。

もっと言うと自分で繋がりを作る思考・行動が重要なんです。

つなげ方は何でも良いです。だじゃれでも語呂合わせでも何でも。

作っている間に何度もその単語やフレーズを思い出しますよね、それが勝手に何度も繰り返しているに繋がります。

繰り返したもん勝ち

何度も繰り返すといいましたが、人間の脳は何度も繰り返し聞く・見るをした対象を記憶します。

これは、脳が繰り返された対象を「重要な事柄」であると錯覚して脳に長期保存する仕組みが元から内蔵されている事を利用しています。

目安は1日1回タイミングはいつでも良い、を毎日繰り返す

だけでOKです。

覚えようと意識して、頑張って、精神的に疲れたりして続かないとか思っているなら、その無理している感が続かない原因です。頑張らなくても、無理しなくても、ただ単純に繰り返し聞く・見るをするだけでいつの間にか覚えています。私の受験勉強ではこれで英単語帳を覚えました。

でも、ここであなたは思ったでしょう。「どうしたら毎日続けられるのか」

最近マンガの「ミステリという勿れ」を読んだんです。その中で主人公の台詞でうろ覚えなんですけど

「努力して成長する物語の中で、成長の前や成長後の物語は語られても、その途中の日々努力する部分が一瞬にして過ぎてしまう。本当はそこが一番重要で知りたいのに」

確かにそうだなって思ったんです。

なので、私も毎日どうやって続けたのか英単語帳を例にして言います。

1つ、自分で使う単語帳を決める
2つ、単語帳は1つ
3つ、終わりをあらかじめ決める
4つ、1日目が一番つらい事を知っている

特に終わりをあらかじめ決める事は、とても大事だと思います。先の見えない戦いより、ゴールが分かって終わりって言える事がいいと思います。心の持ちようなんですけど、これが案外、心を軽くしてくれます。

私は残念ながら始めたのが遅すぎて十分な効果が発揮できませんでしたが、短期間でもある程度の効果が出たので、長期で見たらもっと良かったのではと少しの後悔と希望が見えていました。

高校生、大学生、社会人、誰でも使えてある程度の努力で効果が出るので、一度やってみて欲しいです。

読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?