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【商業出版する方法+α54】本は「売る」もの。「売る商品を作る」という意識がないと、出版を目指しても意味がない。

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント&編集者の渡邉です。

本を出したい!という人、それを一度でも目標にする人はゴマンといます。

でもそれを叶えられる人と、いつまでも「本出したいんです」と言い続けてかなわない人との違いって、以下の意識の差にもよるんじゃないかなって思います。

>本を「売り物」=商品と認知していない

>商品を売る!という考えになってない


なんか「偉い人」が「いいこと」言ってたら、「うまい文章かけたら」「いい感じで本になるんじゃないか」。
そして、それを持って、自分もなんか「偉い人」「すごい人」になれて、多くの人に影響力を持てていくんじゃないか。
 

そういう考え方の人、多いかな、って改めて思います。

んで、そういう考えの人に限って

・本を「商品」と認知できていない。
・出版は「商品を開発し、それをセールスしていく」

という発想にたててないタイプの人もゴマンといるよなーって思わずにはいられないです。


本は「定価」がついて、「売られている」ものです。
だからあくまでも「商品」。

著者は「商品開発者」でもあるわけです。
商品開発の意図で考えてもらえたら、また考え方がちょっとずれるんじゃないかな、って思うんです。

いい文章かけたら、、

とか

なんかすごいことをかけたら、、

とか

文章が上達したら、、

とか

文章書くの好きだから、、

とかじゃないんだよね。。


ビジネス書や実用書の世界で著者に必要なのは「商品開発とそれを売っていく力」です。

だからある程度「マーケティングとセールス」の感覚も持ってないと、、本を作ったって意味がない。

ただ自分の思いを伝えたいなら「電子出版すればいいんじゃない?」って思う。

でも電子書籍でも、売れているコンテンツもあれば、売れないコンテンツも多いよね。

この差は何かというと「マーケティングとセールス」の発想がごっそり抜け落ちているからです。


言っちゃあなんですが、著述する人、文章書くの好きな人に多いのが、、

・自分に酔っちゃう

傾向が強いこと。

文章書いている私、いい感じ!
みたいに自分だけに酔ってちゃあ、、あかんとちゃう?って感じ。

まあ、その酔いに完璧に振り切るだけ振り切って、独自の世界観が構築できていればいいんですけど。。。

そうじゃない「半端なタイプ」が世の中には多いですからね〜。

そういう方が一番厄介かな。。

だから割と本を出せる人と出せない人の差って、、

・マーケティングとセールスの発想がごっそり抜け落ちてる

ここもポイントかな、って感じます。

特に営業系の仕事をしていない人ほど、、ちょっとこの意識が極めてなくて「なんかいい文章書けたら、程なく本が出せるのかな」みたいに考えているタイプめちゃんこいるんで。。

意識変えてほしいですね。

ちなみに出版社の人たち(編集者)は、ゴリゴリにマーケティングとセールスを意識して本作ってます。

彼らは(元は私も)「メーカーの社員」だからね。

ここんとこ、よろしくです。



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