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【商業出版する方法+348】”会社員”階層の人が商業本の著者を目指す上での弱点と気をつけたいこと。

※今回のnoteはやや読む人によっては「辛辣」とも受け取れる内容が書かれてあります。
読む時は、その点を心してご注意ください。
ただ「現場からの意見」「これが現実・・」という点をご留意ください。

会社員の人からビジネス・実用書の出版したいという相談を割に受けます。
ただ、、、懸念事項も起業家や経営者に比べて「高い」です。

というのも、往々にして会社員の人たちは

「サラリーマン思考」の沼に

陥っている人の方が圧倒的なのです。

それゆえ、ビジネス書の著者になりづらい人も多いです。

なんといっても

彼らは

「イノベーティブ」

ではなく

「ゼネラリスト」

であり

会社や組織に対するロイヤリティを前提とした意識と行動を「無意識」にしてしまうので、著者として根本的な自立性が備わってないことの方が多いです。

加えて、

・違い

・らしさ(個性の屹立)

・半歩先の新しさ

から一番遠い「環境」にいることも圧倒的です。

話をいろいろ聞いてみても、コンテンツのオリジナリティがかなり欠けています。
往々にして、

「誰かから借りた言葉」

「すでに誰かが打ち立てた理論」

を学んで事を成す&成果を得る行動をする・・・ことの方が多い”人種”でもあるので(それがサラリーマンの成功法則の一端でもあるので)

いわゆるマニュアルマターになりやすい。

こういうタイプは「オリジナリティ」や「セルフブランディング」を醸成し難く、オリジナルコンテンツも創造できづらいことが多く、ちょっと頭を悩ませます。

オリジナルコンテンツを醸成できない以上

永久に

「すでに誰かのコンテンツ」

で勝負せざるを得ないので、イノベーティブが起こるようで、起きないし、起こすことが出来難く、起こっても、どこか新鮮味にかけます。

よって、本のネタとしては、通用しないアイデアになるけど・・・そればかりを話すようになる。

商業出版用の書籍コンテンツとして、まったく成り立たない話をなさることがとても多いので、「他にもっとないですか?」と質問を浴びせ続けることもしょっちゅうです。

誰からから借りたコンテンツ、すでに誰かが発表して市場をとっているスキルやノウハウの濃い2番煎じ、3番煎じになっている状態も多いです。

でも、それに気づかないのもこの領域に属する人の面倒なところでもある。

なお会社員であっても著者になっている人はいらっしゃいます。
私も過去に担当させてもらったこともあります。

代表的なのは以下の本や著者さんですね。。(古いのですでに絶版になっています)

こうした方のほとんどが、

・すでに社内で独立起業的な動きや思考をしてしまって、会社や経営層をも動かせる立場にある

・独立起業がいつでもできてしまう自立したマインドを持っている

・経営層に出世して「一般社員」の枠を脱してしまっている状態の人が大半です。

自らイノベーティブにノウハウを立ち上げ、管理し、整理・体系立てて纏め、そのスキルは「公開」しちゃっていて、伝播活動もし、コンテンツが「ストック」されていることがほとんどなのですよ。

あと「発信力」がとにかく「強い」「活発」なことも特徴的で、目立っている・・・というのもあるよなぁ。

あと会社員で出版を考える人の「欠点」ほど・・・「情報公開にすぐ天井がきやすい人」も多く、

>当たり障りないコンテンツ露出

になってしまうケースも多いので、そこもキズになりやすい。

言えない
書けない
表に出せない

・・・こう堂々と言う方多いです。
でもこれって、ハウツー本の世界では結構「マイナス」要素なんですよ。

名前や会社を出したくないのなら、徹底した「隠れ家ブランディング」が必要なんだけど、それさえも振り切ってやらない人も多いのですよね。。
(やれる人はやってて、本がでて売れてるケースも多い。しかし希少派)

しっかり

「自分を出す」

「自分らしさで上手に勝負する」

ことができないのです。

・あれは言えない

・これは公開できない

・この情報はシェア無理・・・

そんなのばかりでは「面白いコンテンツ」は生まれない。

お金を払って買ってもらえる本当しての情報価値は高まらない。

「誰もが言いたくないことを、その著者があえて言うから、本としての価値が高くなる。お金になる」

と、他社だけど同朋の男性ビジネス書編集者の弁ですが・・・

会社員の身分でビジネス・実用書の著者として出版したいとお持ちなら、、ほんとマジ「起業家・経営マインド」にゴリゴリマインドセットしてもらう必要はあるので、そこのところは、ある意味において覚悟してもらわないとな〜って思います。

著者は「有名になる覚悟」

がないとやってらんないっすよ。

その意味で真のオピニオンリーダーとして、著者としての「あり方」を整えることはとても大切だと思いますね。

どうにも

「中途半端」に

「出版に憧れている」

だけの方が多いし、、


何のためにわざわざ商業出版する必要あるんですか?

 
と言う疑問もあります。

本当に出版なのか?

会社員の範囲内で自己表現する手段は他にもいくらでもある・・・

その辺の視野も広げて、動くことをオススメしたいところではありますね。

本件に関しては、こちらのブログも参照ください。

「サラリーマン著者になるために大事なこと」

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