見出し画像

【商業出版する方法+α18】2022年ビジネス・実用書で商業出版を実現するために抑えておきたい3つの基本ポイント

元KADOKAWAでビジネス・実用書出版コンサルタント&編集者の渡邉です。今日は1月11日で、運気的にも最強運勢の日と言われている「天赦日×一粒万倍日」です。だからこそ、今年出版に向けて歩みを進めていきたい!と思われるビジネスパーソンもいらっしゃると想定しますので、改めてお伝えいたしましょう。

1)”自分が出したい本”よりも「読者にとって必要とされている本」「売れる本とは何か」に振りきって考えていきましょう! 

→ご自身が出したい本・出してみたい本、というのは商業出版で出す必要がありません。

商業出版はあくまでも「商品」です。

出版社は「メーカー」です。

何よりも「読者」であるお客様に「買って読んでもらわないと」出版の商売も成り立ちません。

だからこそ、「読者が買ってまで読んでもらえる本の企画」を自身でも考える行動をブラさない、ということが大切ですね。 

今やSNSやネット社会で、それなりの知恵やノウハウやメソッドは、無料であちこちに転がっています。

ユーザーは、ちょっとした問題や課題なんてブログやyoutubeを見るだけで解決するケースが多い。

そんな社会の中で「あえてコンテンツを1400〜2000円くらいは支払って購入してもらう」行動が出版です。 

その意味でも、今何の本が売れているのか、本屋さんなど現場へ出向いてご自身でも調査してみてください。

売れている本の実態を把握するためには「本屋さん巡り」が一番てきめんです。

本屋さんはあなたの本を売ってくれる場所です。だからこそ、本屋さんの存在を無視したり、本屋に足を運ぶことなく出版しよう、とは考えないでください。
 

2)競合となる本の内容や他の著者との「違い」と、自らのオリジナリティを極めていってください。 

→必ずといっていいほど出版社の編集者が聞いてくるのが「この人はすでに出ている他の著者と何が違うんですか?」「他本(類書)との差別化は何ですか?」という点です。

これにしどろもどろ状態だと、企画会議を突破できません。

特にビジネス上でも「競合が多い」ジャンルで「ある程度稼げて」しまってたり「それなりにSNS上でも認知が上がっている起業家」の方々は要注意かと。

というのも、「どれも似たような人が多いよなあ〜」という感想を持って出版社の編集者は見ているものです。 

「似たような人の”一部”に埋もれない」ことが重要であり、

いっそのこと「出過ぎる杭になれるかどうか」が勝負の分かれ目です。 


その辺の「ビジネスブランディングの構築」は、すでにご自身のビジネスの中で確立しておくことをオススメします。

「あなたが想定している10倍以上の本とノウハウがすでに世に出ている状態です」

だからこそ、徹底した「差別化」と「屹立したオリジナリティの確立」を築いておいてもらえると、商業出版化の近道になります。


3)出版企画は「半歩先」を考える

→時々あるのが「自分は〜なビジネスをやってきて成果を出してきたら、そのノウハウをまとめたい」という点です。

でも出版社の編集者から見たら「新しさが見当たらないので、意外に出版企画として扱うのは難しいね」という事が起こったりします。

あなたが「売れている!」「世の中に受け入れられている!」と思っているノウハウやメソッド、実は「誰かの受け売り」になっていませんか? 

最近は起業塾やマーケティングのセミナーなどで情報商材がたくさん出回っているし、協会(資格)ビジネスもさらに広がっていることから、「素を辿ればあなた自身のオリジナルのメソッドではないのでは・・?!」という状況に行き着く事があります。

となると、それすでに「過去のメソッド」であり「古い」です。
おまけに「別の誰かの価値観」であり「他の誰かのノウハウ」でありオリジナルでさえもありません。

欲しいのは「新しさ」です。

だからといって「1歩も2歩も3歩も新しい段階へ進んだメソッド」を繰り出すと、逆に世の一般の人をおいてけぼりにします。

起業家や経営者の人たちは大体3歩先をいっちゃっている人も多いので注意が必要ですね。

ゆえに「半歩先の新しさ」が内包されたメソッドを、企画に盛り込む必要があると思います。半歩先の新しさを見極めるためには「出版市場において”成長段階”のコンテンツであるかどうか」を判断する必要があるでしょう。 

いわば「あるようで、意外とまだ出てなかった・・!」「すでに広まっているかと思いきや、全然浸透していなかった。でも需要が高まっている!」という点が狙い目なワケです。


以上3つの基本ポイントをシェアしました。飲食店と異なり、出版の世界はコロナ禍の悪影響はさほど受けていません。
出版を目指すなら今年も全然チャンスですよ〜。
ぜひ挑戦してくださいね!
 

==================
>youtubeやってます!リアル渡邉を見られますよ〜。
チャンネル登録もお待ちしています〜
https://www.youtube.com/channel/UCfAV4q_KES_2nuwljrkDJjQ

>ビジネス書・実用書の出版を目指すビジネスパーソン向けの無料メール講座も公開中!
よろしければご登録の上学んでみてくださいね(^^
https://rikabook.com/pubmerumaga

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?