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スポーツの指導者に必要な物(どんなジャンルにも応用可能)

野球でいえば小学生の頃、監督に決められたポジションが生涯のポジションになるといっても過言ではありません。

小学生で全てが決まってしまうかもしれません。

そうじゃなくても学生であれば一回り以上違う世代の大人はとても大きな存在です。

そんなスポーツの指導者には何が必要なのか?

スポーツの指導者だけじゃなく色んな指導者にも共通するように紹介していきます。



1:今の選手の状況

現代はSNSと科学の普及でどんな選手でもいつでもどこでも多くの情報を手に入れることが出来ます。

GoogleやYouTubeで自分の知りたいことを検索すれば、色んな練習方法はもちろんのこと専門的な知識も学ぶことが出来ます。

SNSを活用すれば質問を直接することもできるし、最新の情報を知ることもできます。

そして今の選手たちはもう使いこなしています。

自ら意欲的に色々調べて指導者以上に知識を持っている選手も増えてきています。

特に技術的なものは個人の感覚によるものが大きく左右するので選手が自ら調べ、色んな方法を試していく方が理解も成長もスピードが速いです。

また施設や計測器を利用すれば色々な数値を調べることもできる。

その見方さえも年齢が上がるにつれてかなり高いレベルで自己分析できることでしょう。

現代の学生選手は非常に環境が整っており、レベルも高いです。



2:指導者は見られている

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指導者はもはや選手から審査されていると思われてもいいかもしれません。

・この監督はどんな考えをしているのか?
・常に学び続けているのか?
・変わりゆく時代の変化に対応しているか?

選手からはそんな目で見られているかもしれません。

つまり常に自らアンテナを張り続け、最新の情報と有力な情報を選手以上にインプットしておくことが重要です。

それでもこの無限尚且つ早すぎる情報社会では自分の知らないトレーニングや理論が必ずあります。

しかも誰でも発信できることから選手がどこから引っ張ってくるかも想定はできません。

そういった場合は選手から教えてもらった際に速攻確認して分析するべきです。

・そのトレーニング自体が有効かどうか?
・その選手に合っているかどうか?

を判断したうえで指導することが必要になってくるでしょう。



3:指導者に確実に必要なスキル

先ほど紹介した様に世の中の技術がもっと進歩すれば指導者はもしかすると今ほど必要にはならない可能性があります。

しかし、どれだけ技術が進歩しても唯一、指導者が必要な分野があります。

それはメンタルに関する分野、モチベーションに関する分野です。

学生は思春期、成長期ということもあってメンタル的な部分が大きく上下します。

特にやる気に関するモチベーションをコントロールするのは大人でも難しいはずです。

そこのサポートが指導者には必ず必要です。

選手の気持ちを選手以上に理解し、モチベーションを高め続けること。

試合前や練習前のミーティングで選手を奮い立たせることが出来る言葉を投げかけることが出来るかどうか?それが最も重要になってきます。

一回り以上違う大人であるからこそ、子供には良くも悪くも言葉が刺さります。

指導者に専門的な競技に関する指導の言葉よりも、人生に関する言葉の方が記憶に残っているのではないでしょうか?
立場的にも選手のモチベーションをうまく回せるのは指導者です。

モチベーションを高めてあげて、レベルアップする考え方や方法を指導すれば選手は自分で考え、指導者が思った以上の進化をすることでしょう。

選手が自分で考えることはスポーツが終わった後でも活きてくる重要なスキルになります。競技を通してそのスキルを教えることが出来ます。

指導者はこれからメンタルやモチベーションを高めてあげることが必要になってきます。

これだけはいくら科学の技術が発展しようと、変わることのない必要なスキルです。

人間だからできること。言葉を気持ちを伝える。


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