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美味しくて、ちょっと良いこと。「食べる社会貢献」

「社会貢献とか、国際協力したいな」
大学入学当初、漠然とこんなことを思っていました。

色々あって、気付けば「食」を通してそれっぽいことをするようになっていたのですが、今では「社会貢献」「国際協力」という言葉はあまり好きではありません。

なぜって・・・カタくない?

自分もその一部である社会・世界にプラスになることをしようという発想は自然だし、規模はそれぞれ違っていいはずなのに、これらの漢字4文字ワードが一気にハードルを上げているような気がします。

もっと肩の力を抜いて「人や自然にちょっと良いこと」を日常的にできるといいんじゃないかな、と思っています。とはいえ何から始めればいいのか分からない人には、前回の記事で紹介した「フードシェアリングもアイデアのひとつ。

そんな前回に引き続き、今回の記事でも「食」を通じて気軽にできる「社会貢献」を2つご紹介します。

TABLE FOR TWO (TFT)

食べすぎ・栄養不足という真逆の理由で健康問題を抱えている人がいる、このアンバランスな状況を両側から解決していこう!という取り組みを行う日本生まれのプログラム。
レストランや大学食堂・社員食堂で対象メニューを選ぶと、1食あたり20円が、TABLE FOR TWOを通じて開発途上国の子どもの学校給食費になります。 20円というのは現地に給食1食分届けるために必要な金額なんだそうです。
TFTの対象になるのは 栄養バランスやカロリーを配慮したヘルシーなメニューなので、それを食べる私たちも給食をプレゼントされる子どもも、ちょっとずつ健康になれるという仕組みです。

(↑Cafe & Meal MUJIにて)

プログラムに参加している飲食店や企業・団体の事例を知るのはFacebookページがおすすめです。あなたのお気に入りのお店や、学食・社食にも導入されているかも?対象メニューを見つけたら、選んでみてはいかがでしょうか。

私自身も大学食堂でTABLE FOR TWOについて知り、その活動をサポートする大学連合に参加するようになりました。そこでは1年間幹部も務めていたので、思い入れもあるわけです!笑

Gochiso (ごちそう)

さて、こちらは最近知ったサービス。
こだわりレストランでの食事を通して、気軽に社会貢献と環境問題のプロジェクトを支援できるレストラン予約サイト」です。

Gochisoサイトから予約した提携レストランで食事をすると代金に応じてポイントが貯まって、そのポイントを社会問題や環境問題に取り組む団体への寄付として、全ての提携レストランで利用できるとのこと。

お客さんは追加料金を支払うわけではなく、連携レストランで食事をして貯まったポイントを寄付金にすることができる。さらに、連携レストランはこだわりを持った個人経営のお店が多いので 彼らのサポートにもなる。

連携レストランは時間帯によって付与するポイント率を設定できるので、認知度アップだけでなく、普段お客さんが少ない時間帯をピンポイントにねらった集客効果も期待できる。

つまり、お客さん&レストラン&支援先にプラスの影響があるという、なんとも画期的なシステム・・・!

関西発のサービスなので、現時点では大阪をはじめとする関西地域のレストランが多く参加しているようです(※大阪出身としてはアツい)が、なかには東京や愛知、福岡といった他の地域のレストランも。
場所に加えて料理のジャンルや、「ベジタリアン対応」「オーガニック」などのポイントでもレストランを探せるのが便利です。

私も日本に帰国してから使うのを楽しみにしていますが、それまでに「使ったよ〜!」という人はぜひ教えてください。

というわけで今回は、フードシェアリング以外に「食」を通じて社会に良いことを気軽にできる方法をご紹介しました。他にもご存知の方がいれば、情報お待ちしています☺︎

(*前回と今回の記事では、応援したい会社・団体を私個人の視点からご紹介しています)

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