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「ヒトの美しくなるきっかけ創り」株式会社UTSUKUSHI代表、米山直子さんへインタビュー。

JR代々木駅 東口 徒歩2分。「NYcafe(エヌワイカフェ)」は明治通り沿いにあり、堂々とした看板が目印。


NYcafeを経営されている米山直子さんは、美と共に生きているような存在。
初めてお会いしたのは友人経由で、少しお話をさせていただいた程度だったのですが、人の美だけでなく地球すべてへの美を考えている方で。
やわらかい雰囲気なのに堂々とした存在感がありました。


▼直子さんプロフィール

米山 直子(よねやま なおこ)
・SK-Ⅱ プロジェクト女性経営者2020
・ミスユニバース新潟代表

ー美しいひとであるためにも、
 美しい心であれ、美しい考えであれ、美しい口元であれ

美やお仕事について、どのように考えていられるのか。何が直子さんを動かしたのか。
NYcafeへおじゃまし、インタビューをする機会を設けていただきました。

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ーNYcafeを始めたいと思ったきっかけは?

元々、「カフェの経営がしたい!」というわけではなかったんです。

今の千駄ヶ谷へ移転する前は、青山に店舗がありました。
青山では、ディスプレイに商品を並べて購入いただくようなスタイルだったけれど、お客様から分量やレシピ、使い方を聞かれることが多くて。
「これだけ聞かれるなら、カフェをやればいい。」と思ったんです。

ただ、青山の店舗では飲食が禁止で・・・。

お客様が喜んでくれることを追求した結果、タイミングもよかったのでカフェが営業できる店舗へと移転しました。
NYcafeは、お客様が作り上げてくれた結果、できあがった形です。

ーミスコンテストへの出場経験があるとうかがいました。

ー当時の活動と、会社の経営はつながっているものなのでしょうか?

ばっちりつながっていますね。

23歳の頃、「無名の米山 直子が始める会社よりも、大会で優勝したネームバリューがついた方がいい。」と思ってミスコンを選びました。

思い返せば、1度目は事業計画をしながらだったので、ミスコンに対して中途半端な気持ちで挑んでいたと思います。
そこで、目指すものがあるなら計画的に動かないといけないと気づかされました。

私の身長は170cm以下で、日本人体型だから簡単な挑戦ではないと分かってはいました。
「2度目で結果を出すために、優勝するためにはどう動いていけばいいか?」を考え抜き、動いた結果、日本大会ファイナリストの座に立つことができました。

ーミスコンテストでの人間関係は、どのように変わりましたか?

切磋琢磨した仲間とは、今も仕事でつながっています。

当時のスポンサー様とは、3〜4年後にコンタクトをとるようになりました。(ミスコンのルールがあるため。)
時期をおいて、「今はこういう仕事をしているんです。」と連絡をして、つながった感じですね。

ー年月が経ってからの再会は、どのような感じですか?

ありがたいことに、経営者としてのアドバイスや、「一緒に仕事をしようよ。」と言ってくれる人達とつながることができました。
ネームバリューを活かすまでは4年かかったけれど、続けてて良かったです。

3年目くらいに、やめようと思った時期もありました。
経営者に向いていない、お客様が増えない、企業に勤めたほうがいいのか・・と。

だけど、「まぁいいや!」と前向きに続けていたら、ついて来てくれる人達が現れ、だんだんとお客様もつくようになりました。
そして春が訪れ、法人化したんです。

ー直子さんが取り扱う商品について

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ースーパーフードを選んだきっかけは?

もともと、「きれいなお姉さん」が好きで。(笑)

18歳〜19歳でアメリカやニュージーランドへ留学して、そのあとバックパッカーとして海外を周りました。

すると、世界にはきれいなお姉さんがたくさんいたんです。
食べるもの、肌につけるものへのこだわりを聞いていたら、それぞれ独自の美容法を持っているということを知りました。

・出会う人、働くメンバーが、内側からきれいになってくれたら嬉しい。
・食べたもので体は作られるから、自然のチカラできれいになれる食品がいい。

それを追及していると、今の経営スタイルになりました。

でも日本人の舌や食卓に合わないと意味がないから、すべて目利きして厳選したものが今の商品です。

モリンガやヘンプシードは日本の食卓に馴染みますよ。
お茶やお米に混ぜても、違和感がないですから。


ースーパーフードって食べ方が複雑だったりしますよね。

誰だって、めんどくさいものは続かないですよ。
一生懸命働いて、美容のために自炊して。って想像すると大変じゃないですか。(笑)

だから、習慣を続けられるモリンガ茶を推しています。
簡単なことで健康をサポートできるならいいな、って。

めんどくさいけど、美容はきっちゃいけないパートナーですもんね。

ーNYへ行った経験からNYcafeという店名に?

それもありますが、子どもの頃からNY(直子 米山)ってイニシャルが好きだったのが大きいですね。

オニギリカフェっていう屋号はおもしろくなかったし、好きな言葉は特になくて。
以前の会社名「Natural life by NY」は長いから、NYcafeになりました。
※Natural life by NYのオンラインショップは、現在も運営中です。

株式会社UTSUKUSHIのコンセプトは、「世の中のヒトを、より健やかに美しくすること」。
よい商品を扱って、よいサービスをおこなうのが弊社の理念です。


ー今の日本の美容文化ってどう感じますか?

群集心理がすごいな、って。自分がよいと思って買う傾向が低いかなぁ・・・。
自分が体感して納得して、買ってもらえる流れが少ないですね。

「他人や芸能人が、よいといったものがよい。」という傾向がある。
メディアの影響力に弱くてもったいないですね。

教わったことを丸呑みにするのはどうかと思います。
本当に自分の体に合っているのか、健康・美容によいか問いただしてほしい。

マインドもそうですよ。
いろんな方が語ることが本当に正しいのか、追求しないといけないとは思います。

でも、和食文化は素晴らしいので、このまま発信し続けたいです。(笑)

ーカフェとお客様との距離感って?

会話をしたい、情報がほしいお客様へは同じテンションで会話します。
でも、あまり話したくない方もいるから、その方に合わせる感じです。
お客様のなかにも、一緒に仕事をしたいと言ってくれる人がいますよ。

無理して近づいたら自分が疲れるので、お互いにほどよい距離感で接しています。

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ーカフェの経営で大切なことは?

距離感もそうですし、清潔感も大切です。
きれいにするのは当たり前だと思っています。

お客様として、気持ちよくいられないお店作りはしていないはずですよ。

ー直子さんの、嬉しいときって?

事業企画を年に1回していて、その達成が見えた瞬間。

あとは、ひとりじゃないこと。
ひとりじゃ経営者って言えないから、仲間、チーム、組織があって会社経営になる。

メンバーと同じレベルで会話して、感覚が近寄っているときはキュンとします。
いいかんじ!って。嬉しいし、気持ちいい瞬間ですね。

ー直子さんは、ゆるいけどストイックって感じですね。

父の姿を見て育っているから、話し方や見た目はほわんとしているけど、中身は男性っぽいかもしれません。
ヒーローに憧れているような感覚です。

ー尊敬している人っていますか?

顧問の税理士の先生やパートナーです。
周りの人たちを経済的にも幸せにできている人たちだから、やっぱりすごいなといつも感心しています。

ー会社・個人として、最終的にどうなりたいですか?

会社の理念は決まっているので、それに合う事業体だったらいくつ店舗を作ってもよいと思っています。

社長だけど運営には携わらずに「自分の給料も自分で決めてね!」って。
心が穏やかになり、美しさにつながる会社(チーム)にしたいです。


あと、モリンガ以上によい商品を見つけたら取り入れたいと思っていますよ。
モリンガは野菜で一番栄養価が高いので、それ以上が出てきたらおもしろいですよね。

個人としてはYoutubeもしていこうと思っていて。
イメージは【トレーニング動画】と【女性が起業したときのステップ講座】。

起業は、女性ならではの大変さもあるから、次の世代に残したいです。
せっかく積み重ねてきた知識だから、このまま死にたくないんですよ。

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もうひとつ・・・。
地球環境を美しくしていきたい。
死ぬまでにできるかできないかのビジネスモデルなのですが、CO2の削減を木を通して実現したいです。

「人だけじゃなくて地球環境も美しくしました〜!」って言えたら、おもしろくないですか?

地球まるっときれいにして死にたい。
生きている間に最大限にできることをやって、死にたいです。

ーインタビューを読んでいる皆さまへ、何か伝えるとしたら?

体を大事にしてください。(笑)
健康的なラインで食も睡眠も運動も。

基本が大事。基本さえ整えておけば、そんなに体調を崩すこともないですよ。

体が資本です。

ー直子さん、ありがとうございました!


伝えたいことはシンプル。
そのシンプルな言葉に含まれている思いが、本当にあたたかくて。

人、地球、すべてに対して美を追求し、美を支えているような存在。
今後の発展がとても楽しみです。

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