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ジュニア世代の子ども達に対するトレーニングで必要なこと

 こんばんは。
 愛媛県で理学療法士、スポーツトレーナーとして活動しています宇治村信明(うじむらのぶあき)と申します。

 今回はジュニア世代の子ども達に対するトレーニングで必要なことについてお伝えさせていただきます。

 前回の記事で、子どもは大きな可能性を持つ未来の宝であり、夢や希望を実現させるために、『運動はできる必要がある』とお伝えしました。今回は、ジュニア世代の子ども達に対してトレーニングを指導するのに必要なことを述べていきたいと思います。

 ジュニア世代の子ども達に関わる方々、
運動やトレーニングを行う時に気をつけていることはありますか?

 
 指導者や大人(保護者)の指導方法や声掛けの質によって、大きく子ども達のパフォーマンスは変わります。また夢や希望を実現させる可能性も下げてしまうかもしれません。
 まずは、ジュニア世代の子ども達に対するトレーニングを行う前に必要なことについて述べていきたいと思います。

1.トレーニングを行う前に必要なこと

 まずジュニア世代の子ども達に対しトレーニングを行う前に、知っておかなければならないことがあります。

 ジュニア世代の子ども達に対するトレーニング指導において、飽きさせない工夫注意を引く工夫これらのやって欲しいことをしてもらうための工夫が必要です。

子どもは『興味』が全て
正しいか正しくないかではなく、
楽しいか楽しくないか
 

 
 子どもは行う運動が楽しくないと続きません。まずトレーニング内容は置いといて、楽しく運動するためには、指導者側が常に笑顔で表情豊かにする大きなジェスチャーで興味を引くゆっくり聞き取りやすい声のトーンやリズムで会話することが、運動を指導する前に理解しておくことが必要であると思います。

2.子どもの発育・発達段階

 『運動神経が良くなって欲しい』、『運動が得意になってほしい』、『スポーツ選手になってほしい』など、こう言った願望を持たれている親御さんは多いのではないでしょうか。前回の記事でお伝えしましたが、運動することが必要でない職業であっても運動ができる必要があります。
 "運動神経"を良くするにはどうすれば良いのでしょうか。よく、『運動神経が悪いのは遺伝のせい』と言われる方も多いですが、果たして本当に原因は遺伝なのでしょうか。

"運動神経"とは、体や内臓の筋肉の動きを指令するために記号(情報)を伝える神経の総称

 
 脳から指令(情報)が出され、筋肉を動かし運動に繋がるまでの神経システムのこと神経系と言います。ということは、『運動神経』を良くするためには、"脳"に刺激を入れ、様々な動作を行うための神経回路を作り、強化し、『自分の身体を思い通りに動かせる』ようになることが重要です。またこの"神経系"の発達段階を知り、発達段階に合わせてトレーニングを行う必要があります。

タイムリミットは12歳⁉︎

 
 子どもの発育発達段階に関して、Scammon(スキャモン)の発育曲線というものがあります。下記の文献に詳しくまとめられていますので、お時間のある方はご覧ください。

**文献)藤井勝紀,発育発達とScammonの発育曲
   線,2013,スポーツ健康科学研究
http://tspe.sakura.ne.jp/publish/doc/35_01_KatsunoriFUJII.pdf **

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 上の図の青色の線が"神経系"を示したものです。運動神経(神経系)の発達は、5歳頃で約80%、6歳で約90%近くまで、12歳頃で100%まで発達すると報告されています。また『楽しさ』や『好奇心』を与えることも、"脳"の発達に重要な要素です。 

12歳までに、神経系に対して
トレーニングしていくことが重要

3.まとめ

 今回、ジュニア世代の子ども達に対するトレーニングを行う前に必要なことについてお伝えさせていただきました。また"運動神経"は、発達段階に応じてトレーニングすれば良くなる、そのためには、発達段階を知ることが必要であることをお伝えしました。
 次回は、トレーニングを行う際の注意点、関わり方、トレーニング方法について、僕なりにお伝えさせていただきたいと思います。

ありがとうございました。

僕のInstagramに、トレーニング動画など投稿していますので宜しければ見て行ってみて下さい。
https://www.instagram.com/uji mura.0311

 ご質問などありましたら、DM(Instagramから)いただけたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

#理学療法士 #スポーツ #トレーニング #子どもの成長 #子どもが幸せになる環境作り #夢 #大人 #保護者 #愛媛

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理学療法士/障がい者スポーツ指導員/JFA公認C級コーチ『怪我の予防』と『パフォーマンスアップ』の両立を土台としたトレーニング。『選手がピッチで輝くために』、『全ての人が笑顔で日常生活を送れるように』
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