女性のキャリアについて
序章
「女の子はさいあく逃げられる」「出産を機に退職して、子どもをがある程度育ったらパートで働けばいい」「結婚しても働くのね、すごい」
…確かにそうだ。
いくら男女平等といえども、男女で機能のちがいから、出産するには仕事はしばらく休まなければならない。つまり子どもが欲しければ、仕事に穴をあけるのは仕方のないこと。また、子どもができた後も正直、性役割的に母親がメインでめんどうをみるのは今後も変わらないだろう。
しかし、ここまで(といっても数年ほど)新卒正社員として働いてきたわけだし、今後も同じような待遇で稼ぎ続けたい!
のだが…壁はいくつかありそうだ。
わたしはいまいわゆる斜陽産業に勤めている。
でも人間関係は良好で、立地もよく、いまのところ給与も困っていない。
現状やめる理由などないのだが、会社の存続だけは気がかりだ。
(実際に、ここ数年やめる人が多い)
もしこのまま産休・育児休暇に入ったとする。
もどってきたときには
・頼りにしていた人も退職しておらず、
・事務所は安い土地へ移転し
・ボーナスなし
なんてことになっていたらどうするよ。浦島太郎じゃん。
転職について考えたこともなかったので、退職した先輩に話をきいてみることにした…(´・ω・)←緊張
良い転職ができたひとは本気度がちがうようだ
話をきいててきがついた。
わたしの話って、うすっぺらい…
毎日面倒くさいなとおもいながら仕事をし始めたのだろう。
入社当時はなにもかも新鮮だったのに。
いつのまにかルーティンになり、楽ちんで思考停止していた。
まちがいなく仕事に対する熱量がちがう。
「1日8時間座ったままなんて耐えられない」
営業でお客とコミュニケーションをとり、仕事を獲得する先輩は言う。
どちらの仕事が優れているという話ではないが、
誰にも負けてたまるかの精神で営業に臨んでいる姿勢はかっこよく、
楽しそうにみえた。
もう話を伺っている時間すら申し訳なくなってくる。
「女の子はさいあく逃げられる」
こう思われてどうぜんかもなあ。
「1日1時間勉強してみ?人生変わるよ」
つい先月転職した先輩が1年前わたしに言ったことだ。
実際この先輩は転職し、おおげさにいえば人生を変えている。
このひとにできてなぜ私に出来ない?
センスや才能の有無であきらめきれないものがある。
さいきん25歳を迎えた友人が
「30で子供産みたいから、29くらいには妊婦さんで、あと本気で働けるのってわりと短いね」といっていたのを思い出した。
本気で働くって、単に毎日の仕事をスムーズにこなすってことではなさそう。
数十年後の自分がより生き生きと働くために、これからスキルや経験を自分からつかみにいかければならないと実感しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?