やっぱり自由の喜び〜何年ぶりかの東北は、青空で迎えてくれた。春爛漫の旅日記 その１、杜の都は西川遥輝！西川遥輝でございます！
わたしの人生の楽しみ。ファイターズ・ビジターゲーム観戦を兼ねての観光旅行は、2008年ごろから始まり、友達と連れ立って各地に出かけることが恒例になっていた。かれこれ10年が過ぎた2019年は、東京に2回行き、名古屋に初遠征し、そして韓国ソウルへも初めての海外旅行に出かけていた。
2020年の年明けにも、もちろんお友達と計画を立てていた。オープン戦で甲子園に行こうかとか、5月に秋田のこまち球場に行こうかとか。すでに義務のように毎年出かける札幌ドーム開幕戦のチケットも買ってあった。
しかし、それら全ての「いつもどおり」のはずだった計画は、同年1月以降世界中に蔓延していった新型コロナ感染症によって叶わぬ夢となり、以来2年以上、わたしたちは移動もままならず、自由に人に会うことも躊躇いながら、生活もマスクをしたまま、過ごすことになる。
2020年は、結局札幌ドームには、一度も行けなかった。2021年、昨年は2度だけ行った。きゅんちゃんの引退試合はちゃんと見ることができた。そして2022年。コロナ禍3年目の今、感染者が減ったわけでもコロナがおさまったわけでもないが、規制は緩み、わたしたちは慣れてしまったというかもう我慢できなくなったというか、以前の生活になんとなく戻ろうとしている。
幸いにも、この2年間以上、風邪も引いてないし、熱も一度も出したこともない。ただ年をとって老化していくのみなだけだった。身近にも感染者は出てはいない。
本当に、もうなんとなくなんですけど。
（もういいんでないか）
わたしは思ってしまったのです。
もうどっか行きたい！ 行ってもいいんじゃん？
きっかけはネットで。数年ぶりに秋田横手のまんが美術館で開かれる「萩尾望都SF原画展」のニュースを見たことだった。
2019年に東京と関西で開催されていた「ポーの一族展」は、2020年に川崎で継続される予定で、それに行くつもりだったけど中止になってしまい、結局見ることができないままだった。
もう行けるときに行かないとチャンスはすぐに失われてしまう。次があるとは限らないのだと脳内の誰かが話しかける。
よし！行くぞ！ 幸い秋田には、親しい友達が二人もいるし。
家の壁に貼ってあるファイターズの年間試合スケジュールの帯を見る。
よしよしあるじゃあありませんか。4月19日から３連戦。楽天イーグルス対ファイターズ。東北の杜の都に迎えられていった、わたしたちの西川遥輝も見られるじゃあありませんか。
新千歳から仙台へはLCCのpeachが飛んでいる。片道6000円で行けるんですよ。仙台から入ってナイターを見て、翌日、新幹線で秋田に入り、まんが美術館へ行くコースにする。この度は、娘と二人。
新千歳空港に行くこと自体が、3年ぶり。平日だとしても、空港内はいまだかつて見たことがないほど閑散としていた。ファイターズレストランrosterにも3年ぶりに入ったが、ランチタイムにも関わらず、お客さんはわたしたち母娘とキャビンアテンダントらしき女性が一人だけ…。メニューも少なくなっていた。潰れないでやってるだけ偉いのか。久しぶりに食べたお料理は美味しかったです。
（ていうか店内に掛かってたの新庄さんのユニフォームのみだったんですけど？なんで？？？BIGBOSS推しだけなのかーい？ってがっかりしたよ）
peachに乗ってあっという間に仙台へ。何度も来ている勝手知ったる道なんで、すいすい進む。なんか懐かしくて嬉しかった😀
宮城球場は、仙台駅から歩いても15〜20分で着く。シャトルバスなら5分。非常にアクセスの良い球場です。桜の咲く夕暮れ時の道をそぞろ歩きで入場するとたんに、西川遥輝！遥輝さん！遥輝様！の攻撃攻撃😀 人気者らしく良かった良かったと安堵する親戚のおばちゃん気分。
試合は、ファイターズ加藤くんの好投、イーグルス田中まーくん（仙台でまーくん見るの10年ぶりくらいだったのでは？）の投げ合いの緊迫した好ゲーム。だったのですが、仙台の春のナイターは寒いんです。わたしは何度も経験ずみでしっかり対策はしていったのですが、それでも寒い〜〜。うっかりトイレに立ったすきに宇佐見くんの２ランホームランを見逃し、さらに数年ぶりに一緒に試合を見られた仙台在中のお友達とのおしゃべりに夢中になりすぎ、気がついたら試合が終わっておった！
ファイターズが２対０で勝ちました。
加藤くん、90球のマダックス完封勝利。偉いなあ。寒さに震えるわたしたちのためにさっさと試合を終わらせてくれたのね（多分違う）
名残惜しくお友達を見送り、ガタガタ震えながらホテルへ戻る。幸いにも泊まったホテルには、大浴場がついていた！ 最高にあったかかった。ゆっくり温まり、ぐっすりと眠る。
朝食つきでツイン一人5900円。コロナの時代、ホテルの価格競争は大変だ…恩恵に預からせていただきました。
仙台の滞在時間、17時間。もっとゆっくりしたかったけど新幹線に乗らねばならぬ。
秋田編に続く！
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