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改めて自己紹介ーホリスティック薬剤師を目指していた私

小学校のママと仕事の話になった時、12年前まで薬剤師をしていたというと、え!なんでやめちゃったの?もったいない!薬剤師って求人いっぱいでてるし、時給もいいじゃん!・・・と言われたりします。


確かに手に職をつけて安定して働きたい!と思って薬学部を選んだという側面もあるので、その価値観もありだと思います。ただ、私は、どれだけ不安定であろうが、下手するとびっくりする時給になってしまおうが、薬剤師をやめて今の仕事・・・望む人生を創るためにネガティブな感情から体験の本質を読み解くメソッドの、メンタルトレーナー・・・をしたくなってしまったのです。


今日は自己紹介を兼ねて、薬剤師だった私が、今どうして IRM(イデアリーディングメソッド)認定トレーナーをしているのか?を、書かせてもらいます。


大学で必死に4年間勉強してきた内容とは全く別の世界へ


2000年薬学部を卒業後、漢方専門薬局に入社しました。

当時、製薬会社か保険調剤薬局か病院に就職する人がほとんどだった時代に、どうしてこの漢方薬局を選んだのか?(実際、100人以上いた卒業生の中で漢方の道に進んだのは私ともう一人だけでした!)

それは、大学3年の時に授業で東洋医学概論を学び、東洋医学の世界って、これまで勉強してきた西洋医学とは全然違う!でもこれも面白そうだな・・・と感じたことがきっかけでした。

その後、東洋医学のことは忘れて病院への就職を希望していましたが、ほんの一握りのエリートしか入れないことが明らかに。早々に諦め(笑)調剤薬局ならどこか受かるだろう・・・と思っていた時に、薬局実習を募集していたのがその漢方薬局でした。

東洋医学って面白かったな・・・と思い出し、ちょっと覗いてみたいな!という気軽な気持ちで実習に行ってみたところ・・・

漢方専門薬局の仕事の奥深さ面白さに改めて感動!そしてそれ以上に薬局のスタッフさんたちがとっても温かい人たちで感動したのでした。


関東に4、5店舗ある小さい漢方薬局だったのですが、スタッフも、社長も、すごく好意的に迎え入れてくれて、ここなら楽しく働けそう!と、そのままの流れで就職することに。


あっさり就職先が決まってしまった私。

しかも、4年間必死の思いで(薬学部は結構お勉強が大変なのです)学んでいたのは西洋医学。漢方薬局の仕事にはほとんど関係ないんです。


運命の流れだった!と後になって思いますが、

ほぼ直感で、これまで4年間必死に勉強してきたこととは全く違う世界に飛び込んだのでした。


「どんな病気でも治せる絶対的な治療法」はどこに?


そして入社してからは、漢方をゼロから実践的に学び出しました。

病院では、治療法がない、症状を抑える治療しかできない、何年も薬を飲んでも改善しない。そんな症状を持つお客様が、漢方薬を飲んで良くなっていく姿を見るのがとても嬉しかったです。

西洋医学とは離れたところで、西洋医学の限界というものを知ることになりました。(大学の授業では習わなかったことでした)


病院で治らなかった方が、漢方だと治る!すごい!

・・・ところが、漢方でも治らない人は一定数いるのです。

すごくもどかしい。癌を患っている方も多かったので、亡くなるもいらっしゃいました。無力感に苛まれました。


この頃から私は、「どんな病気でも治せる絶対的な治療法」というものを探し出しました。


今から20年前なので、だいぶ情報は少なかったのですが、

マクロビオティックなどの食事療法や、アロマテラピー、ハーブなどの植物療法、気功、ヨガ、ホメオパシー、フラワーエッセンス、ヒーリングなどのエネルギー療法、インドやチベットの伝統医療、メンタルカウンセリング、前世療法・・・

いろいろな考え方を学び、いろんな療法を試し、探しました。


色々と学ぶ中で、「ホリスティック医療」(病気の部分だけではなく、人間を包括的に観る医療)の考え方に共感し、人の健康や病気に対して、肉体・メンタル・魂までホリスティックに関われる薬剤師を目指しだしました。


そして、最後に見つけたのが、IRM(イデアリーディングメソッド)でした。


そこで、自分の考えを掘り下げ、向き合って、ようやく腑に落ちたんです。


病気は、治ればいいとか、治さなきゃいけないというようなものではないことが。


病気でも幸せな人がいるし、病気じゃなくても不幸だと思っている人がいる。

病気は、人を不幸にするために起こっているのではなくて、「病気という体験から、何を学び、その後の人生に活かしていくのか?」それを考えさせてくれて、さらに幸せな人生を創っていくためのきっかけをくれる貴重な体験。


だから、「どんな病気でも治せる絶対的な治療法」なんて、存在しなかったんです。


例えば・・・大病をして体の自由が利かなくなって初めて、自分にとっての幸せを考え、これまでの考え方を改め、新しい人生を歩み出したことで、気づいたら病気が治っていた。そんな話を聞くことも稀ではありません。


病気に対しての新しいアプローチ


IRM(イデア リーディング メソッド)は、「体験の本質を読み解くメソッド」です。

「自分にとっての病気」という体験の本質を読み解くことが、一番大切な、病気に対してのアプローチなのではないか。

何年も求め続けた答えが、ここににあったのです。


医療は誰にとっても必要なものだし、人類がどれだけの恩恵を受けてきているか、計り知れません。


ただ、「病気の本質」ということを考えた時に、私は人の健康に対して、IRMのアプローチをすることで貢献できたらいいなあと思ったのです。


これは私にとっての天職だ!という確信がありました。

そして、薬剤師の免許は使わなくなりました。


「なんで薬剤師の仕事しないの?時給高いのにもったいない!」と最初のうちはよく言われていました・笑


心のままに従い続け、病気の本質、そして、自分自身の本質(何が幸せで何が喜びなのか)に向き合った結果こうなりました。


お金ではない、人からの評価ではない、自分にしかわからない魂レベルで求める幸せややりがいが、あなたにもあるはずです。

それを見つけて、魂が喜ぶ生き方をしたい!という方のサポートを、今はしています。簡単に見つかるというものではないけれど、見つけようとするプロセスにもとても価値があると感じていて、それが健康にも深く関わってくる。そう信じています。


もし、受け入れ難いことがあったとしたら、体験の本質、「どうして私はこの体験をする必要があったのだろう?この体験の価値はなんだろう?」ということに意識を向けてみること、ぜひしてみてください。視野が広がり、いろいろな事が見えてくるようになるはずです。


そして、幼稚園のころから悩み多き私が、体験の本質を読み解くことでどう変われたのか?ということもこれから書いていきたいと思います(^^)



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