前回の続きです。また写真を多用しちゃいます(笑)。
汗だくになりながら黙々と宮島・弥山の頂上を目指して歩んでいきます。
道の横にそっと立っている石の柱に「七丁目」と書いてあるのを見て、「よし、あと少し!」とがしがしと歩みを進めます。
だんだん息も切れてきて、立ち止まらずにはいられなかったり。
もういい加減着くころよね…と思いながら横目でそばにあった石の柱を見ると「十三丁目」。
「えーーっ!!十がゴールじゃないんかい!」と1人ツッコミを入れながら、思い込みに振り回されているなぁとだんだんおかしくなってきたり。あとでネットで調べると、なんと山頂は二十四丁目とのことでした。
十八丁あたりにある仁王門。
またしばらく歩くと…
森の中にひっそりとある御山(みやま)神社。
朱色と青空のコントラストが目にも鮮やか。
厳島神社と同じく、ご祭神は三柱の女神である宗像三女神。市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命とのことです。
いよいよ山頂。風がビシッと冷たく、雪もチラチラと舞っていて、汗だく状態だった身体をすぐに冷ましてくれました。
ようやく山頂。がんばりました!
展望台からの眺め。四国も見えてるはず。
時間を忘れてぼんやりするのには最高でした。
しばらくぼーっと物思いにふけつつ、身体も冷えてきそうだったので時計に目をやると、15時ちょっと過ぎたころ。 え…思ったより早い。
どうやら1時間半のコースを1時間少しで登りきったようでした。
そりゃ息も切れるし汗だくにもなるわな…
日も傾き始めているので下山することに。
途中で遭遇した鹿の親子に話しかけたら、しばらく後をついてこられたり(お腹すいてたらしい。近くに本当に小さな子鹿もいました)、出かける前に突然感じた背中の痛みの意味がわかってリリースしたりと、いろいろ面白いこともありました。
背中の痛みはこの時に感じた痛みととても良く似ていて、自分でここにきて解放することになっていたんだなぁと。
そのあと石段を踏み外して勢いよくコケてしまい、両ひざにものすごく大きな青アザができてしまいました。この痛みもリリース。
ふもとに着くと、潮が満ち始めていました。
ふらっと思い立って訪れた宮島でしたが、とっても心地よい時間を過ごすことができました。
翌日、両足とも筋肉痛になったのは言うまでもありません。が、まだ翌日に出てくれたことにホッとしたりして。
また必ず訪れたい場所の一つです。戻ってくると言ったほうが近いかも。
こういう場所があるのっていいですね。
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