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草食系とアセクシュアル───歴史から見る恋愛観の変遷

他者に性的な惹かれを抱かない性的指向のアセクシュアル。今回は、日本の恋愛とアセクシュアルの歴史を辿りながら、草食系(草食男子)とアセクシュアルについて語ろうと思う。

アセクシュアルは、2022年に放送されたNHKのドラマ『恋せぬふたり』など、ここ数年でさまざまな媒体や作品にアセクシュアルが描かれ、人びとに注目される機会が増えている。しかし、アセクシュアルのことを知りたいと思って調べてみると、日本でのアセクシュアルの情報は少なく、詳しく書かれているものはだいたい英米圏のアセクシュアルのものだったりすることが多い。

なぜ、そうなっているのかというと、英米圏と比べると日本のアセクシュアル研究は少なく、まだ始まったばかりだからだ。そのせいか、日本語で書かれているアセクシュアルに触れた論考などの文章を読むと、日本と繋げてアセクシュアルについて語ったものがあまりないイメージだ。だからなのか、いまのアセクシュアルはどうしても新しく出てきた突然変異のことのように見えてしまう。その理由は、日本のアセクシュアルに歴史や接点がないからではなく、過去に繋がる物語が見えないからだ。

そう、アセクシュアルはある日突然変異で世界に現れた存在ではなく、恋愛の歴史の流れで必然的に出てきた存在なのに、日本の恋愛とアセクシュアルを繋げて語られていることがないのだ。

そこで、今回は、日本の恋愛とアセクシュアルの歴史を辿りながら、日本で流行った草食系とアセクシュアルについて書いていくことにした。最初に簡単な恋愛とアセクシュアルの歴史を。後半は草食系とアセクシュアルについて語っていく。



恋愛の歴史、アセクシュアル以前───さやわか『愛について』より

これより先は、物語評論家・ライターのさやわか『愛について』で書かれていることを元に、恋愛とアセクシュアルの歴史を辿っていく。

さやわかによる『愛について』は、恋愛や性愛や結婚・人びとの執着的な愛などについて、さまざまな視点から書かれている論考だ。じつは、このさやわかによる『愛について』は、アセクシュアルを論じる上で示唆的で重要なことが書かれている。

まずは、恋愛の歴史とアセクシュアルが繋がるところまでを描こう。

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1970年代以降、それまで人ひどがなんとなく受け入れていた恋愛観や結婚観、家族観が揺らぎ始める。ロマンティックラブ・イデオロギーに支えられた従来的な恋愛や結婚、家庭を実現することに無理が生じ始めたのだ。それにより、人びとは恋愛や結婚について自由な考え方を持てるようになった。だが、結果的に人びとはかえって何を基準に恋愛や結婚をすればいいのかわからなくなってしまった。自分のセックスや結婚に愛情が伴っているかどうか、常に内省し、また不安を感じるようになった。その結果、人びとは、恋愛や結婚について虚しさをおぼえたり、あるいは無軌道な振る舞いをするようになった。1995年の『性愛論』にて、社会学者の橋爪大三郎は、これを「性的無規範状態(アノミー)」と呼んだ[★1]。

そして、2002年に『不純異性交遊マニュアル』のあとがきで、社会学者の宮台真司は、性的アノミーが蔓延した社会においての人びとの不毛感が「性的コミュニケーションからの退却を生む」とした[★2]。物語評論家のさやわか曰く、この「性的コミュニケーションからの退却」という指摘には、恋愛に対して消極的な昨今の男性の類型「草食男子」(草食系男子)のルーツを見ることができるという。性的アノミーとネット時代が相まった結果、日本の恋愛や結婚に何が起きるのか、2002年の時点で宮台真司が早くも指摘していたと、さやわかはそのように『愛について』で述べている[★3]。


がしかし、この宮台真司が指摘する「性的コミュニケーションからの退却」の頃に、別のところでも性的コミュニケーションの変化が見られるようなことが始まっていた。ここから、私はさやわかの『愛について』では語られなかった、あることを追加させたい。そう、アセクシュアルだ。

でも、なぜ、この時点でアセクシュアルなのか。じつは、日本のアセクシュアルも、2002年からなのだ。宮台真司の「性的コミュニケーション退却」という視点からアセクシュアルを書くのならば、他者に性的に惹かれを抱かない性的指向のアセクシュアルは「性的コミュニケーション退却よりもその先へ向かう存在、既存の恋愛・性的コミュニケーションから抵抗・脱却へ向かう存在」と言えよう。

そんなアセクシュアルが2002年に日本にやってくる。既存の恋愛・性的コミュニケーションから抵抗・脱却へ向かう流れが、2002年の日本で起き始めていた。


日本でのアセクシュアルの歴史

さて、ここからは、日本でのアセクシュアルの歴史を辿りつつ、草食系などについて語っていく。

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他者に性的に惹かれない性的指向のアセクシュアルは、2002年に日本にやってくる。2001年にアメリカのデイヴィッド・ジェイがAVENというアセクシュアルのサイトを設立し、そこから世界中にアセクシュアルが広まるようになる[★4]。

このサイトは現在も続いており、アセクシュアル関連を調べると必ず出てくる、アセクシュアルにおいて世界で最も有名なサイトだ。そうして、その流れから、2002年に日本でも主にインターネットでアセクシュアルが徐々に人びとへ認知されていく。しかし、なぜ、2002年なのか。私が調べたところによると、2002年に旧2ちゃんねるの過去ログでアセクシュアルのスレが単発で7本ほど立てられ、その後も続くアセクシュアルの総合スレも2002年にできている。また、現在も存続しているasexual.jpも2002年に掲示板などコミュニティ機能がある個人サイトとして、運営が始まっている[★5]。

このようなことから、当時の日本でのインターネットで、いまのように注目されることはなかったものの、パソコンとインターネット環境がある一定数のひとたちから、アセクシュアルは認知されていたと言えるだろう。

そして、2006年にコラムニストの深澤真紀が草食男子(草食系)を提唱した。また、2009年には草食男子は流行語大賞のトップテンになった。当初、深澤による草食男子は、決してモテないわけではないが、恋愛にもセックスにもがっつかないで淡々と女性と向き合う人たちのことを指していた[★6]。草食系は流行語になるにつれ、当初の意味から徐々に変化していく。そうした紆余曲折を経て、流行が落ち着いたときには、草食系(草食男子・草食系男子)はモテる・モテないに関係なく、恋愛に消極的な傾向がある人たちを表す言葉として、日本で定着した[★7]。

また、2010年代以降には、草食男子の派生で絶食系男子(絶食系)という言葉も出てきた。絶食系とは、恋愛に対して絶食、恋愛に興味がない人たちのことを指す。絶食系は草食系のようには流行らなかったものの、一時期メディアで見かけることがあった。そして、その絶食系男子としてメディアに注目されていた芸能人の中には、恋愛にセックスはいらないと、アセクシュアル寄りの発言をしている人もいた[★8]。  

そうして、2018年前後から、アセクシュアルに関して啓蒙活動など行うNPO団体や活動家などがメディアの取材などを受けるようになって、アセクシュアルが徐々に注目されるようになり、昨今のアセクシュアルへと繋がる。また、2018年には、政治家がアセクシュアルだとカミングアウトするようになった[★9]。そして、そのころには、すでに草食系男子のブームは落ち着き、一般的な用語として人びとに草食系が定着していた。


草食系とアセクシュアル

これまでは、恋愛とアセクシュアルの歴史を見てきた。ここからは、先ほど歴史パートで出てきた草食系とアセクシュアルについて、より深く語っていく。

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草食系とアセクシュアルは、共にゼロ年代に出てきた用語だ。けれど、言葉の意味も近い感じなのに、日本で草食系とアセクシュアルについて語られることがあまりない。むしろ、アセクシュアル側からは、草食系のことを要注意フレーズとして警戒されるほどになっている[★10]。

かつて、草食系は2009年の流行語大賞のトップテンになるほどまでに、流行り言葉として広まっていた。そのおかげで、日本でアセクシュアルが世の中に注目される前に草食系が流行ったことにより、恋愛に消極的な人たちの存在が広まった。

しかし、草食系が人びとに流行語として広まったことにより、若者叩きの言葉として草食系が使われるようになる。現在でもたびたび見かける「若者が車を買わない」「若者が大きな消費をしない」などの当時の経済状況の変化についての問題を若者が草食化したからだとされ、時には草食系が少子化の原因のように語られることもあった。


草食系とアセクシュアルの違い

そのようなマイナスのイメージが付き纏う草食系に、アセクシュアルはしばし混同されやすい。そのため、昨今のアセクシュアルの当事者にとって、草食系のイメージはあまりよくない。

草食系は恋愛に対して、消極的なことを意味する言葉。一方で、アセクシュアルは他者に性的な惹かれを抱かない性的指向であり、性的アイデンティティだ。あくまでも、アセクシュアルの定義は他者に性的な惹かれを抱かないだけであり、恋愛に消極的かどうかはまた別の話だ。

ここで、「性的な惹かれといっても、恋愛とどう違うの?」少し疑問に思った人がいるかもしれない。じつは、アセクシュアルは恋愛を性愛(主にセックス)と恋愛(恋愛感情など)に分けて、他者に対しての性的惹かれなどについて考える。では、性と恋愛の違いを少しわかりやすくするために、具体的な例を出そう。たとえば、セックスフレンドは恋愛感情がなくても、お互いに性的に惹かれ合うから、性的に愛し合う関係になる。アセクシュアルはその性愛部分について触れている言葉なのだ。だが、世の中では、恋愛と呼ばれるさまざまなことを、性と愛で分けて考えない。

だから、現状では、草食系とアセクシュアルはしばし混同されやすい。草食系を要注意フレーズとアセクシュアルの調査団体が言うのにも、こうした理由がある。そのため、昨今のアセクシュアルでは、草食系のせいでアセクシュアルの意味を間違われやすいからこそ、あまり良いイメージがないのだ。

しかしながら、草食系が流行ったことにより、人びとの恋愛に対してモテる・モテない以外で語る言葉が増えた。流行語大賞に草食系が選ばれるほど、モテる・モテない以外での恋愛の語りを社会が求めていたとも言える。そして、人びとに草食系が広まったおかげで、アセクシュアルが世の中に注目される前から、恋愛に消極的な存在が一定数でいることを世に浸透させたのだ。


草食系と性的コミュニケーションからの退却

また、昨今では草食系のような「性的コミュニケーションからの退却」を志向する人々が増えた。

厚生労働省の統計によると、日本の婚姻件数は1973年の約110万件をピークとして基本的に減少傾向となり、2018年には60万件を割り込んだ。ところが実は1988年から1998年まで、つまりほぼ90年代を通しては、いったん増加に転じている。ただし、この時期は同時に離婚件数も急増した。

(中略)90年代に性的アノミーが臨界点に達し、人々が結婚や恋愛の意味を見失ったからこそ、婚姻件数と離婚件数がともに上昇する、逆説的な事態は生まれうる。

ゼロ年代以降、離婚件数は逆に減少していった。だがそれ以上に婚姻件数の減少に歯止めがかからないため、結婚した人々の離婚率は2018年時点でも35パーセント、つまり3人に1人以上が離婚する計算となっている。これも、ネットの普及によって人々が過剰流動性に過敏となった結果、草食系男子のような「性的コミュニケーションからの退却」を志向する人々が増えたことを理由に求めうる数字だろう。

さやわか『愛について──符合の現代文化論(6) 符合のショートサーキット(1)』[★11]
https://webgenron.com/articles/gb054_04

時代と共に、恋愛観は徐々に変わっていく。もともと、草食男子(草食系)は日本の若い世代の男性にある恋愛観などの変化を褒めるために出てきた言葉でもある[★12]。2002年当時、そうした変化を宮台真司がいち早く「性的コミュニケーションからの退却」と指摘していた。そう、草食系は、人びとが「性的コミュニケーションからの退却」を志向するようになる、恋愛観の変化を象徴する言葉なのだ。

そうしたことを経て、日本でアセクシュアルが世の中に注目されるようになった。これはなるべくして、なった流れなのだ。いまのアセクシュアルに対して、社会から表面上での強い反発がないのは、草食系の流行りがあったからだろう。


ここまでのおさらいとアセクシュアルの歴史的必然性

ここで少しおさらいしよう。

1970年代以降、人びとは恋愛や結婚について自由な考え方を持てるようになった。しかし、結果的に人びとはかえって何を基準に恋愛や結婚をすればいいのかわからなくなってしまった。自分のセックスや結婚に愛情が伴っているかどうか、常に内省し、また不安を感じるようになった。その結果、人びとは、恋愛や結婚について虚しさをおぼえたり、あるいは無軌道な振る舞いをするようになった。性的アノミーの問題が現れたのだ。

そして、90年代に性的アノミーが臨界点に達し、ネットの普及によって人々が過剰流動性に過敏となり、性的アノミーとネット時代が相まった結果、草食系のような性的コミュニケーションからの退却を志向する人々が増えていく。2002年にアセクシュアルが人びとに認知し始め、その後に草食男子(草食系男子)の流行りが起きる。そうして、草食系のブームが落ち着いた頃。人びとのLGBTへの認知度も高まり、アセクシュアルは性的マイノリティのひとつとして、注目されるようになる。

時代と共に、恋愛観は変化していく。つまり、アセクシュアルはある日突然変異で現れた存在ではなく、自然な恋愛の歴史の流れとして、必然的に出てきた存在なのだ。


これからのアセクシュアル───性的アノミー、そして家族へ

現状では、アセクシュアルは性的マイノリティや恋愛の問題だけで語られることが多い。けれど、アセクシュアルは性的アイデンティティや恋愛や性愛だけではなく、家族の問題を世の中につきつけている存在なのだ。そう、アセクシュアルが性的アノミーへの抵抗・脱却を試みると、今度は家族的な関係性の問題へ向かう。

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ひとは誰しも孤独だが、孤独感から逃れない。ひとは一人では生きていけない。生きていくためには、他者が必要だ。そう、アセクシュアルもそうだ。世の中に結婚もしくはそれと同等な関係を持つパートナーが欲しい人と欲しくない人がいるのと同じで、アセクシュアルも人生のひとときを共に過ごすパートナーが欲しい人も当然いる。もちろん、友人などいれば特定のパートナーはいらないという人もいる。だがしかし、いまの社会では、誰かと恋愛関係となり、結婚もしくはそれと同等なもので結ばれることで、新たに家族となる。そのような現在の社会では、アセクシュアルのひとが人生のひとときを共に過ごすパートナー的な存在が欲しいとなると、新たな家族的な関係を築く必要がある。だからこそ、2022年にNHKで放送されたドラマ『恋せぬふたり』は恋愛ではない、新たな家族的な関係性を描こうとしていた。

しかしながら、友情よりも恋愛という言葉があるように、恋愛を一番とする恋愛至上主義が人間関係の問題に影響している。そのため、恋愛ではない新たな家族的な関係性を作るのは、恋愛関係よりも出逢いの場所や求めるひとがなく、相当難しい。また、アセクシュアルには「特定のパートナーや家族は重いから嫌だ。友人さえいれば大丈夫。」というひともいる。だが、そのようなパートナーはいらない場合でも、その友情を維持するのに恋愛や結婚がひとつの壁となる。とくに、異性の相手だとその友情を維持したくても、恋愛や結婚のせいで消えてしまうことが多い。

性的アノミーから抜け出そうと試みると、旧来型の家族的なものから如何に新しい家族をどのように書き換えるかが問題となる。いまの世の中では、大多数が誰かと恋愛関係となり、結婚もしくはそれと同等な関係性で結ばれて新たな家族を作るとされている。アセクシュアルがパートナーと新たに作る家族的な関係は、既存の恋愛で結ばれることはまずない。だから、既存の家族ではない、新しい家族となる。

もし、アセクシュアルが恋愛、性愛を除いた恋愛をしようとしても、それは書き換えられた新たな恋愛となる。そして、アセクシュアルが作る家族も、書き換えられた新たな家族となる。改めて、恋愛・結婚・家族とはいったい何なのか。アセクシュアルは世に問いを投げる。

しかし、よくよく家族のことを考えると、人間以外の犬や猫などのペットなども新たな家族に加わることもある。そもそも、家族とはいったいなんなのか。私たちは家族について考え直す必要があるのではないだろうか。

時代と共に、恋愛観は変化していく。アセクシュアルはある日突然変異で現れた存在ではなく、自然な恋愛の歴史の流れとして、必然的に出てきた存在であると同時に、家族をも書き換えていく。

しかし、現状では、アセクシュアルは性的マイノリティや恋愛の問題だけで語られることが多い。だが、アセクシュアルは性的アイデンティティや恋愛や性愛だけではなく、家族の問題を世の中に投げかけている。そう。それがアセクシュアルなのだ。


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注釈

★1: 橋爪大三郎『性愛論』、河出文庫、2017年。
★2: 速水由紀子、宮台真司『不純異性交遊マニュアル』、筑摩書房、2002年。
★3: さやわか『愛について』、ゲンロンβ54、2020年10月23日。
★4: アンジェラ・チェン、羽生有希訳『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』、左右社、2023年。
★5: 現在はサイトにコミュニティ機能はないものの、当時は掲示板やチャットなどがあった。 asexual.jp、「アセクシャルの歴史」、2024年6月13日閲覧、https://www.asexual.jp/history_japan/
★6: 深澤真紀『草食男子世代 平成男子図鑑』、光文社、2009年
★7: 大辞林 4.0では、草食系を「態度や行動が消極的でおとなしいこと。特に、恋愛に消極的なこと。」としている。また、三省堂国語辞典第八版では、草食の項目で「恋愛に消極的で、おとなしいこと」とされている。そして、デジタル大辞泉では、草食男子の項目で「恋愛や異性関係に対して執着の薄い男性。肉(肉欲)を求めないところから、草食動物になぞらえたもの。」と定義している。
★8:  詳しくは前に書いたこちらの記事を読んでほしい。 のしりこ、「絶食系男子とアセクシュアル」、2024年6月13日閲覧。https://note.com/ricrck/n/ne64402aac541 
★9:  「『私は性的少数者』議場で公表した市議の思い」、毎日新聞、2024年6月13日閲覧、https://mainichi.jp/articles/20181101/mog/00m/040/006000c 
★10:  「アロマ・アセク当事者調査から見えてきたもの 要注意フレーズは?」、毎日新聞、2024年6月13日閲覧。https://mainichi.jp/articles/20221231/k00/00m/040/085000c  また、参照先の毎日新聞の記事以外でも、アセクシュアルの調査など行う団体As LoopのAro/Ace調査2022概要報告資料にも、要注意フレーズに草食系と書かれている。 
★11: 2018年以降はコロナ禍の影響もあり、2022年のみ婚姻件数は増加したものの、2023年にはまた減少している。
★12:  『現代思想』、青土社、2019年2月号、92項





お知らせ

この記事のあとがきは近日公開予定です。お楽しみに!

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