介助者と過ごす新幹線の多目的室で感じた違和感と旅の思い出───つぶやき日記[27] 2024年6月1日〜6月29日
ある日。私は母と妹と共に旅行をしに、新大阪に向かうために新幹線に乗る。今回の旅の目的は、岡本太郎の太陽の塔をこの目で見ること。持病の線維筋痛症と慢性疲労症候群のせいで、ほとんど寝たきり生活の私にとって、外出は簡単ではない。それでも、新幹線の多目的室があれば、長時間の移動を耐えられる。なぜなら、多目的室にあるベッドで横になりながら、新幹線で移動することができるからだ。
さて、母と妹と車いすの私の3人で、事前に予約した新幹線の多目的室がある号車の乗車口から車内へ。乗務員さんに多