体育の時に姿勢の悪い子にはユーモアで声かけを
体育の時に座り方といえば、体操座り。
長時間の体操座りは、内臓が圧迫されて・・・、なんて議論もありますが、長時間その姿勢を保持することはありませんので、体育で説明を聞く時間には基本的に体操座りをしています。短時間集中して話を聞ける姿勢でいることは大切だなと思います。
体育の授業中、胡坐(あぐら)をかき手を後ろについて上体をそらしてしまっている子、お姉さん座りをして手を横についている子、片膝を立てて肘をのせている子、中にはねころんで肘をついて手を頭になんて子もいます。さすがにその姿勢では、先生の指示を集中して聞くことはできません。
そんな時、できている子に着目し、
こんなポジティヴな声かけをしていくことはもちろん大切です。
でも、いつもそれだとワンパターンで飽きてきます。子どもたちも、「ああ、また先生言ってるわ~」となって緊張感がなくなっていきます(もちろん、繰り返し繰り返し指導していくことはとても大切です)。
かといって、いつもいつも直接その子たちを叱ってばかりいると雰囲気が悪くなっていきます。
そこで私は、子どもたちのそんな姿勢に対してユーモアをもってツッコミを入れることにしています。今日は、子どもたちの姿勢についてユーモアをもってツッコミを入れていきます。みなさんだったらどんなツッコミを入れるのか、考えながら読んでみてくださいね。
①足を延ばしてくつろぐ
はーい、お家のリビングの姿勢になってるよ~。授業中の姿勢に戻ろうね。
②お姉さん座り
これはやんちゃな男の子限定の声かけになります。
お~セクシーポーズ。グラビアアイドルになってるよ~。はい小学生にもどってねー。
③寝転ぶ・胡座
あら、休日のパパじゃない。授業中の小学生に戻ってね~。
④片膝を立てて肘をのせる
写真を撮るポーズをしながら、おもむろに近づきます。その子が「何々?」となったところで、「決めポーズしてるからモデルさんかなぁと思って。違うの?じゃあ、小学生らしいポーズとってみようか!」と声をかけます。
まとめ
こんな風にユーモアをもって声をかけていくと、柔らかい雰囲気のまま、話を聞く姿勢について意識させることができます。
ユーモアを発揮するコツは
です。どんな姿に見えるのかなぁと考えることです。子どもたちの姿を見て、これって「○○に見えるなぁ」と想像力を働かせます。それをもとに、子どもたちにツッコミを入れます。そうすると、ユーモアたっぷりの声かけができるようになります。よかったら、子どもたちの姿を見て、オリジナルな声かけを試してみてください。
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