どんな職業の人でも例外なく「摂生してナンボなのだ」と言うことが今更ながら分かってきた(連続投稿702日目)。

 最後にお酒を飲んだのが9月11日だったので、今日で丁度2ヶ月、日数にして61日目の断酒期間なのだが、若い頃にはこんなに長い間「1滴もお酒を飲まない生活をする」事になるなんて想像も出来なかった。そして当時は完全に夜型で「明るくなってから寝る」なんて言う今では想像すら出来ないライフスタイルであった時期もあるぐらい。何故そんなだったかと言うと「ミュージシャンは不摂生してナンボ」だと本気で信じていたから。

 ところが今、規則正しい生活で酒もタバコもやらず、早寝早起きで健康的な食生活を送り、適度な運動もしていると言う状態になって思うのは「結局どんな職業でもほぼ例外なく摂生してナンボなんじゃん」と言う事。シャキッと目覚めて朝のルーティンをこなし、その後昼間は一生懸命に仕事をこなし、夜にはお酒などは勿論飲まずに早めにベッドに入る生活。これでポテンシャルが上がらないと言うのなら、それは僕のポテンシャルがもともと低すぎたと言う事になる。それにこれが摂生と関係あるのかは正直わからないが、社会とか他人とか、更に言えば自分自身に対してさえも「不満」と言う物を感じる事がほぼ完全に無くなった。

 まあでも、体調が優れないのに心の健康だけ絶好調と言う状態はなかなか実現し辛いのではないかと個人的には思う。心の健康、やる気、モティベーションとかってやっぱり「たっぷり睡眠を取る」とか「ちゃんと栄養のある物を適量食べる」とか「過度な飲酒をしない」とか、そういう体調万全な状態の上で初めて成り立つ物なのだな、と言う事を今更ながら思い知っている。

 勿論若い頃に「夜遊び」(人気音楽デュオとは関係ございません)と言う物を色々と経験して、色々「ココイチバンの大事な場面で寝坊して遅刻してしまう」とか、取り返しのつかない失敗を沢山やらかして来た今だからこそ、僕はこの考えと生活に辿り着けているのかもしれない。そういう意味では若い頃のデタラメをやっていた自分にも少しは感謝したほうが良いのかもしれないな、なんて事も目を細めながら思ったりもしているんである。

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