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「体力的な疲れ」は「精神的疲れ」を増幅させる。

 エレキギターやエレキベースを弾く時に使う(今や使わない場合もけっこうあるけど)機材に「アンプ」と言う物がある。こちら「アンプリファイア」と言うその名の通り、音を「増幅させる」機材なのだが、当然まずは小さい音でも何か音を出さないと、いくら「アンプ」を通しても音は増幅されてはくれない。

 よく「体力的に疲れる」と「精神的な疲れ」が増幅されると言われているが、そこには僕も何の異論も無い。ところが平成前半などに時々あった謎の「翌朝までかかるレコーディングの朝3時ぐらい」とかには「体力的には思いっきり疲れ切っている」はずなのに、精神的な疲れがゼロなので、ゼロに何を掛けてもゼロ。「全くもって元気一杯な状態で作業をする」なんて言う場合もよくあった。

 しかし普段の生活では、やはり体力的に疲れている場合(ありがちな理由では睡眠不足とか二日酔いとか)は「本当は精神的にはそんなに疲れていない状態」でも、疲れがゼロで無い限りはそれがアンプリファイアで増幅されてしまって「爆音状態」になってしまうと言う場合も少なくは無い。なのでそういう時は、とにかく何をおいても寝るか休むかするようにしよう。そうしないと本当は小さな「取るに足らない精神的な疲れ」だったはずのものが増幅されて、我々に何か「重大な悪事」を仕出かす事になるかもしれません。

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