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「仕事なんて」と悩む日々からやりがいを見つけた、リチカとの出会い

リチカで働く人たちのこれまでの経歴と、これからの思いを聞くシリーズ「リチカな人たち」。今回はパートナー部所属、中村日菜子さんです。「広告」に興味があり、インターン・新卒では広告業界を歩んできた中村さんがリチカに入った理由と、これからやっていきたいこととは?

バリバリ働いた学生、新卒時代

中村さんは大学1年生のときはいろいろなサークルに入ってみたが、あまり「面白い」と思えないなと感じていた。なんとなくモヤモヤしているタイミングで、仲の良い友人が起業をしたと聞かされた。「まずすごいなって思って。将来的に私もなにかしたいな、そのための準備を始めたいなと思って、その友人経由でインターンを紹介してもらいました」。実際にやってみると仕事は忙しい。しかもお金も稼げるし、やりがいもある。中村さんの中で「ハマる」感覚があり、そこからは卒業まで広告業界の会社でインターンを経験した。
広告業界の事業会社でインターンを経験していた時のこと。自社メディアを使った成果報酬型モデルの事業に取り組み、その時に将来的に「広告」を軸にした働き方をしてみたいという気持ちが芽生えてきた。「といっても、関心を持ったのは完全にミーハー心からですね。『広告で何かがしたい!』とかそういうのがあったわけではなく、広告って街中にあふれてて、なんとなく面白そうだなと思って、広告業界に入ってみたいなって感じでした」と笑う。

新卒ではサイバーエージェントに入社。「勝ちパターンを知っている会社で鍛えられたい」「資本力があって挑戦の幅が大きい」「20代はめちゃくちゃ働きたいと思った」などが理由だという。女性としてキャリアを考えた時に、将来的にやっぱり家族を持ちたいという思いがあった。30歳以降は家族との生活をメインにしたいと考えると、20代は自分のことだけ考えて、とにかく働こう、働きたいと中村さんは考えていた。

会社としてもバリバリ働こう! という風潮だったこともあり、中村さんも忙しくも充実した毎日を送っていた。だが、働いて2年目、次第に大きい会社特有のジレンマにもハマってしまうことになる。「本当にたくさんの優秀な方、その道のプロフェッショナルの方がいらっしゃって、自分はその中でどう力を発揮していこうか? 果たして今力を発揮できているのか? と考え始めてしまって。

『何のためにこの会社にいるんだろう』って思ってしまったんです」。ちょうどその頃、多忙により体調を崩してしまった。自分のやりたいことを見つめ直し、「会社の一人として、みんなと会社を創っていく経験をしたい」ことに気づいた。

「人」で決めた入社、入って感じた「いいギャップ」

転職活動で考えていたのは、WEBに軸足を置いている企業であること、前職と比べるとある程度小規模で「これから」の企業であること。そうして出会った企業のうちひとつに、リチカがあった。「これから伸びる市場ということで、動画を武器にして扱えるような会社を探していた、ということもありました。でも最終的に決めたのは、人ですね。お客様をはじめ、関わる全ての人に ”リチカらしい体験” を提供することに強いこだわりを持っているのがすごく素敵だなと思ったんです」。面接中にも、自分に対してすごく向き合ってくれているのが伝わってきた。「この人たちと働きたい」という気持ちが強くなり、入社を決めた。21年4月に入社して、あっという間に1年以上が経った。

入社してみて、ギャップを感じることなどはあるだろうか? 「人に関しては、全然ないですね。本当に働きやすい環境だと思います」と中村さん。一方で仕事に関しては前職とはまったく違った捉え方をするようになった。「自分が止まってしまうと、チームが止まって、会社が止まってしまう、という実感があります。想像以上に自分の仕事が会社の成果に直結する、大きな影響力があるんだ、というのは感じています」。もし自らが課題を抱えていたとすると、それがそのまま会社としてのボトルネックになってしまう。だがそれは中村さんが求めていたことでもあり、「いいギャップ」とも表現する。

議論し、進化できるチームに

日々仕事に取り組んでいく上で、意識していることをたずねると「先ほどのお話とも少し被るんですが、自分の役割をめちゃくちゃ考えるようになりました。課題があったら目をそらさずに、率先して動かなきゃという意識がすごく強くなったんですよね」と話す。たとえば、メンバーが議論しやすい環境はどういうものか? チームとしてどういう仕事の仕方をしていくべきか?といったこと。「成果を出すためのチームのあり方」を模索する日々だ。

今後、どんな組織、チームにしていきたいというイメージはあるだろうか。少し考えたあと、「議論をし続けられるチーム、組織でいたいですね」と口にする。議題はたとえば、リチカの提供価値はなにか。お客さんに対して、自分たちがすべきことはどういうことか。「議論する場が増えると、『価値を提供するにはどう動くべきか』を考えるようになるので、それがやっぱり日々の業務に直結しているなと感じています。そういう議論の場っていうのはずっと持ち続けたいですし、議論ができるような関係性、心理的安全性を築いていきたいなと思っています」。さらに、セクションやチームを超えての議論も今後もっとやっていきたい、とも考えていると話してくれた。

自分にも人にも誠実に向き合い、見つけた意味

日々責任を感じながら、成長を続けている中村さん。今後、ありたい姿というのは考えているだろうか? 「これからでも、今すぐにでもではあるんですけど、まずは『一緒に仕事したいな』って思われる人でいたいですね」。それは社内・社外関わらずだという。社内でいうと、安心感を持って一緒に働いてもらえるような人。社外に対しては「担当が中村さんでよかった」と思われるような人だという。「そのお客さまがリチカを導入している期間、担当のカスタマーサクセスが一番のコア窓口になると思うので、リチカの印象を背負う立場になると思うんです。お客さんに対して信頼を与えられるような、そういう存在になりたいですね」。誠実に、堅実に。中村さんの語り口からもそれがにじみ出てくる。

かつて自分が「働く意味」を見失ったからこそ、今そう思っている人にリチカに来てほしい、という中村さん。「仕事への向き合い方みたいなことは一緒に見つけていくことができると思うし、一緒に見つけていけるように働きたいなと思っています」。会社を創っていくことに伴走しながら、人生にも何かしらちょっとだけ楽しくなるように一緒に工夫していけたら、と話す。

中村さんはめちゃくちゃ仕事が好きというわけでも、死ぬほど会社が好きというわけでもない、という。「でもそんな私でも仕事に対してのやりがいを見出せたりとか、会社のこと好きだなって思えるようになったりとか、『もっとこうしたい』と考えて能動的に動けるようになったり、と変化があったので、私と同じように『仕事なんて』って思っている人にも届いたらいいなって思います」。自分と真摯に向き合い、人とも誠実に向き合う中村さんらしい言葉だった。

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