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ヘルメットの゙着用は大事だけど

年齢を重ねるごとに自転車に乗るのが危険だと感じるようになってきました。思いもよらないところでハンドルを取られたり、ふらついたりすることが増えてきたからです。自転車レーンを走っていてもすぐ横を大型トラックが通るとはらはらします。レーンをまたいで車が止まっているときは車道に大きくはみ出して通り過ぎないといけないのでさらに不安です。歩道に乗ればよいのでしょうが最近は小さな段差でもうまく対応できずひっくり返りそうになります。それに「自転車は車道が原則」という表示が冷たく睨んでいます。

自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務となりました。事故に遭った時にのことを考えるとヘルメットは大事です。もちろん私にとっても必須です。でも、事故が起きたときの対策以上に事故が起きないような対策が必要だと感じます。

危険な場面はたくさん目にします。スマホを操作しながら走る、イヤホンで音楽な度を聞きながら走る、スピードを出して歩行者の脇を走り抜ける、車道を縦横無尽に走る、暗い道を無灯火で走るなど自転車に乗る人に問題が見られることは少なくありません。信号無視や右側走行、一時停止をしないで飛び出してくることもあります。

海辺に住んでいるので自転車にサーフボードを積んで走る人をよく見かけますが、狭い通りでは車や歩行者すれすれのところを走っていてぶつからないかと心配になります。実際に歩行者を引っかけた場面に遭遇したこともあります。

先ほど書いたような自転車レーンをまたいで車が駐車していることや、走行中の車が専用レーンを走る自転車に幅寄せすることなども事故を誘発します。

ヘルメットは事故を防ぐものではなく、事故による死亡や怪我を防ぐものです。事故そのものを防ぐ方法を考えることの方が大事だと思います。

海外でも自転車はよく目にしますが危険を感じることが少ないのは私だけでしょうか。日本より秩序が保たれているように思います。それとも日本と同じような事故は起きているのでしょうか。いずれにしても日本では町中を走る自転車があまりにも無秩序だと感じます。


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