若手研究者を応援するつもりだったのですが...
自治体の教育機関に勤めていたとき一般市民対象の異文化理解講座を実施することになりました。講師の選定を任された私は異文化理解を専門とする若手の女性研究者を推薦しました。博士の学位を取得したばかりの彼女は複数の大学で非常勤講師をしながら専任教員のポストに挑戦していましたがなかなか採用されません。講師をすることが彼女にとって業績のひとつになればという思いが私にはあったからです。最近は学位を取得しても専任教員の職を得るのが難しい状況です。私は若手研究者を応援したいと思っています。