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日常の小さな物語

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日々の生活の中で心に残った小さなできごとを綴っていきます。
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2023年8月の記事一覧

「手伝いが必要な人がいる」と言って友人はさりげなく手を貸した

海外で友人といっしょに地元のスーパーに買い物に行きました。買い物を終えて駐車場に戻るとき…

しおりん
10か月前
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アリの命

素足にサンダルで歩いていたら足の甲が何やらもぞもぞしました。見ると黒い粒のようなものが動…

しおりん
10か月前
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クリニックの待合室で:医者通いは元気のバロメーター

クリニックの待合室で高齢女性二人が話しています。どちらも耳が遠いらしく声が大きいので話は…

しおりん
10か月前
10

「日本語じょうずですね」と言われたら

日本人である私が「日本語じょうずですね」と言われたらきっと戸惑うでしょう。私は日本で生ま…

しおりん
10か月前
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医院の待合室に掲示された巨大なプロフィール

かつて通院していた眼科の待合室に巨大なパネルが掲示されていました。記されていたのは院長の…

しおりん
10か月前
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「わたしはイジメられていました」と言う有名人はいるけれど...

芸能人などが「わたしはいじめを受けていた」と告白することが増えています。告白する勇気に敬…

しおりん
10か月前
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若手研究者を応援するつもりだったのですが...

自治体の教育機関に勤めていたとき一般市民対象の異文化理解講座を実施することになりました。講師の選定を任された私は異文化理解を専門とする若手の女性研究者を推薦しました。博士の学位を取得したばかりの彼女は複数の大学で非常勤講師をしながら専任教員のポストに挑戦していましたがなかなか採用されません。講師をすることが彼女にとって業績のひとつになればという思いが私にはあったからです。最近は学位を取得しても専任教員の職を得るのが難しい状況です。私は若手研究者を応援したいと思っています。

学会の懇親会は人脈を広げるチャンスだけど...

学会はその分野の研究者に出会うチャンスです。私自身も学会で多くの人と知り合いになり、その…

しおりん
10か月前
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家庭の中で複数言語を話す子どもたち

ドイツに住む若い夫婦がわが家に滞在したことがあります。妻はスウェーデン人、夫はドイツ人で…

しおりん
10か月前
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小さな子どもの目に大きな犬はどう映っているのだろう?

散歩中の土佐犬が同じく犬を散歩させていた女性を襲い、女性にけがを負わせるとともに連れてい…

しおりん
10か月前
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可憐な女性が突然豹変した!

昼下がりの電車は空いていました。私が乗った車両にはほとんど乗客はおらず、ロングシートの座…

しおりん
10か月前
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学歴が高くたって...

私がかつて勤めていたた教育機関で非常勤講師として勤務していた女性。彼女はずっと専業主婦で…

しおりん
10か月前
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外国人のあいさつにちょっと戸惑った

外国人に挨拶されました。「コ・ン・二・チ・ワ」と言いながらその人は胸の前で両手を合わせて…

しおりん
10か月前
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台風の進路情報を見る私の心の内

台風6号が奄美市付近をゆっくり東に進んでいます。その後は進路を北寄りに変えて北上すると見られています。コース上の地域の人たちは警戒して過ごされているでしょう。大きな被害が出ないことを祈ります。 台風が来るたびに進路が気になります。自分の住む地域に来ないと知れば安心します。来ると知れば「別の方向に行けばいいのに」と思ったりします。来ると言われていた台風が進路を突然変えて来なくなったりするとさらに嬉しくなります。他の地域が大変になるのに。 「自分のところに来なければいい」とい