高速戦隊ターボレンジャー、第42話「コワイ誕生日👿🎂👿」
「美味い!さすがに妖精のオーラの味。おぉ…!力が湧いて来る!俺はこれで、不死身の暴魔獣になれるのだ。」
シーロンの誕生日、シーロンはデビルボーマの分身である小悪魔達に連れ去られてしまう。
妖精を自分の体に閉じ込め、1時間掛けてそのオーラを吸い取るデビルボーマは、不死身の体を得る為にシーロンを飲み込む。
テーマは「トルマリン石」
力達はシーロンの声を頼りにデビルボーマの元に辿り着くがシーロンを人質にとったデビルボーマに致命傷を与えられず、取り逃してしまう。
今話の神セリフは力から。
迫るシーロンの死のタイムリミットに焦りながらも彼女を大切に想う気持ちが表現されたこの言葉を選ばせて頂いた。
トルマリン石の石言葉は…
「希望」「無邪気」「潔白」「友情」「広い心」
シーロンの無邪気な笑顔を思い出した力はトルマリンが静電気を帯びる事を利用し、自ら放電したエネルギーを使って、デビルボーマに攻撃を仕掛ける。
結果的にデビルボーマと力の間には道ができ、シーロンはデビルボーマの体内から脱出する。
迫りくる時間の中、焦らずに命を救う″広い心″。
彼らがシーロンを想って作ったペンダントを思い出せたから、力は冷静になれる事ができた。
我々にも無いだろうか。
ふとした時に何故か冷静さが出てくる事。
大切な人が出てきて諭してくれる場面もあれば、繰り返し準備をしてきた自分の姿が出てくる場面もある。
そして、二つに共通しているのは、″どれだけの想いをぶつけてきたか″である。
力はシーロンの強い想いを受け取りターボレンジャーになった。
そう、彼女の″希望″から″新しい自分″になれたのだ。
闘いを重ねて、彼らは一人前のヒーローになった。生きとし生きるもの全てを守るという″広い心″をも身につけて。
私が学校や仕事に居場所や自信が無かった時、そこに対する愛は圧倒的に足りていなかった。
もちろん、学校や仕事の全てを愛する事は不可能である。
…だから仲間が居る。
自分ができる事は沢山の愛を待って臨めれば、居場所は自ずとついてくる。
シーロンが手に入れた″愛″と″友情″で結ばれたターボレンジャーという居場所。
是非、今話を通じて感じて頂ければと思う。
自分が愛を注ぎ込める事を思い浮かべながら。
追伸、今話デビルボーマはレッドターボのGTクラッシュによって倒される。
力の怒りのエネルギーがVターボバズーカを超えた瞬間であった。
そして…
真っ直ぐで優しい人を怒らせると…
ただただ、怖い。
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