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【Kampo opinion・[Ⅱ]/[6]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅱ章〜6節]
◉[アプリ制作版-Beginning]【Kampo opinion 〜 『いったい、私はどの様な体質なの!?』】〜、いよいよアプリに載せる診断法の解説[「東洋医学の方程式」を駆使して、「自身のsine(サイン)」を知る〜【第Ⅱ章/第6節】]
◉[第Ⅱ章]〜『血虚証体質』/素因12分類、
●『血そのもの』が不足している状態の事。
・血が不足すると、身体の栄養を隅々まで送り届ける事が出来なくなるので、各器官(特に「末端」付近)に様々な支障を来たします。
□体の栄養源である『血』は、『気/血/水』のエンジンオイル的な役割。
『血』が足りないと、下記の症状、…及び「末端の症状(髪が抜け易い/爪が搔ける/ドライアイ/赤切れ)」も現れ易い。等の傾向にあります。
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■【実際に『血虚証体質』が影響を受け易い、『五行色体表(それぞれの五行の要素)』とは!?、を「解説⑥」(前編)すると、…
■『五行説』〜 一部抜粋、…
[五臓/五腑/五竅(五官)/五味]と、
『気虚証体質との関係』とは!?、[質問事項]
※『12通りの素因体質』+『五行説』=「身体の不調〜(sineサイン)を知る方法」。
[1]『五臓』〜
➀『肝』〜
『肝血虚』⇒『血虚証体質』が陥る。
※[気機を暢達(伸びやか)にする作用=気の巡りを順調に保つ]これに異常を来す。
◇『肝血虚』に陥ると、「[第Ⅱ章〜5節]参照」…
②『心』〜
『心血虚』⇒『血虚証体質』が陥る。
※[気機を暢達(伸びやか)にする作用=気の巡りを順調に保つ]これに異常を来す。
◇『心気虚』に陥ると、「[第Ⅱ章〜5節]参照」…
③『脾』〜
『肝脾不和(脾虚)』⇒『血虚証体質』が陥る。
※[気機を暢達(伸びやか)にする作用=気の巡りを順調に保つ]これに異常を来す。
◇『脾気虚』に陥ると、「[第Ⅱ章〜5節]参照」…
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[2]『五腑』〜
➀『胆』〜
『肝血虚』⇒『血虚証体質』が陥る場合。
※[そもそも、『血虚証』は『陰の虚』であるので、… 『胆血虚』は存在しない。]
②『小腸』〜
『小腸血虚』⇒『血虚証体質』が陥る場合。
※[そもそも、『血虚証』は『陰の虚』であるので、… 『小腸血虚』は存在しない。]
③『胃』〜
『胃血虚』⇒『血虚証体質』が陥る場合。
※[そもそも、『血虚証』は『陰の虚』であるので、… 『胃血虚』は存在しない。]
(※「胃虚」は存在する、… しかし、やはり「胃気虚」としてなら、…である…。)
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[3]『五官(五竅)』〜
●『五官』とは、〜
[各臓と繋がっている感覚器官。『五竅』とも表現されます。竅:あな(穴)]
『五主』と同様に、五臓の機能の低下や亢進した状態が現れてくる場所となります。
◆『肝〜目』[ 眼精疲労/かすみ目/視力低下/充血/黄疸/眼科疾患全般]
◆『心〜舌』[ 舌先の赤み/舌の痛み/味覚異常/舌の疾患全般]
◆『脾〜口』[ 食欲低下/味覚異常/口臭/舌苔の異常]
➀『目』〜『肝』の竅、
□『肝血虚』⇒[視覚障害/筋肉障害/髪・皮膚・爪の異常]等に陥る。
②『舌』〜『心』の竅、
□『心血虚』⇒[意識の散漫/忘れっぽくなる/動悸・不安がある/驚き易くなる/頭がフラフラする]に陥る。
③『口』〜『脾』の竅、
□『肝脾不和』⇒[便秘を生じる/腹満感を生じる/ ムカムカする/ゲップが出る/嘔吐する]に陥る。
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[4]『五味』〜
●『五味』とは、〜
[陰気は『五味(ごみ)』から生成します。『五味』は五臓を養いますが、その摂り過ぎは臓腑を損傷する。]
◆『肝〜酸』(酸っぱい)[「汗や尿が漏れ出るのを防ぐ働き」がありますが、摂り過ぎると、「肝気が旺盛」になり過ぎて、「脾気が損傷する」。]
◆『心〜苦』[「苦み」は、身体の上部に籠った熱(逆上せ/イライラ/鼻血)を取り除いてくれるが、摂り過ぎると「胃腸を冷やし易い」ので注意]
◆『脾〜甘』[「甘い物」は、「気血を補い」、「体力を増進」し、「疲労を回復」しますが、摂り過ぎると「胸焼け/顔色が黒くなる/腎の働きが悪くなる」。]
➀『酸』〜『肝』の味、
□『肝血虚』⇒[酸っぱい味の物]の取り過ぎにて起こり易い。
※「程々に、『酸味』を取ると『肝』を補う」
②『苦』〜『心』の味、
□『心血虚』⇒[苦い味の物]の取り過ぎにて起こり易い。
※「程々に、『苦味』を取ると『心』を補う」
③『口』〜『脾』の竅、
□『肝脾不和』⇒[甘い味の物]の取り過ぎにて起こり易い。
※「程々に、『甘味』を取ると『脾』を補う」
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[5]『五志』〜
●『五志』とは、〜
[通常は『五臓(肝・心・脾・肺・腎)』それぞれが「司る感情」であり、… それぞれ『五志(肝⇒怒・心⇒喜・脾⇒憂・肺⇒悲・腎⇒恐)』に該当し、「それぞれの『臓』の不調がある時に、起こり易い感情として存在します」が、…
また、…「司る感情」でありながら、同時にそれぞれの『臓』に「不調を齎す感情」でもある…。]
➀『怒』〜『肝』の感情、
□『肝血虚』⇒[体調良い⇒アグレッシブ]。
※[良い時〜「仕事をテキパキ熟す/積極的に活動する」等の状態になる。]
※[悪い時〜「仕事でイライラする/被害妄想になる」等の状態になる。]
②『喜』〜『心』の感情、
□『心血虚』⇒[該当しない]。
※[悪い時〜「意識が散慢になる/忘れ易くなる/動悸&不安感が起こる」等の状態になる。]
③『思』〜『脾』の感情、
□『脾気虚』⇒[よく思い悩む/思考力が低下する]等に陥る。
※[悪い時〜「眩暈・ふらつきを起こす/倦怠感を起こす/胃重感を起こす」等の状態になる。] 以上です…。
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次回、…
●[Ⅶ]〜【Kampoの章・[Ⅱ]/[7]】〜『いったい私はどんな体質なんだろう!?』[第Ⅱ章〜7節]「12種の体質/血虚証・五行分類&解説⑦」へ、続く…。
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